髪についてのQ&Aと考え方

「あと何年、ロングでいられるんだろう」

2022年6月18日

当店のブログにご訪問頂きまして、ありがとうございます。

トリートメント剤を使わないヘアケアサロンです。

13年間ヘアケアサロンとして、ヘアカラーや縮毛矯正も
おこなってきたピュアティが、髪に関して解説してまいります。

髪にお悩みがある方は、知ることによって解決へと導くブログとなっております。

どうぞごゆっくりご覧になっていってくださいませ。

今回は、初めての方に多いご相談で、

「あと何年、いつまでロングでいられるのだろう。。。」

というお悩みに関して、お答えさせて頂きます。

1- ご年齢と共に、ショートにしないといけない決まりは無い

皆様、ご年齢を重ねられる度に、

「私もそろそろ、ショートにしないといけないのかなぁ」

というご相談を頂く事が多々ございます。

ご自身の今のライフスタイルやご気分に、ショートが合っておられるようでしたら、

ショートになさってよろしいかと思うのですが、

「（ショートに）しないといけない」という先入観はあまり重要ではないと思われます。

しかし、皆様、一定のご年代（50~60代）になられると、

そのようにおっしゃられます。

そして、実際に、アラフィフ世代から上の方々は、ショート率の方が増えます。

「ハイエイジの方々にショートが多い」＝老け込みやすい印象

という傾向が強くなってしまうのが現実です。

もちろん、カットの仕方によっては、さほど老け込まなくて済む場合もございます。

しかし、髪型で解決できる方の多くは、

前提として、髪のコンデションが良い方がほとんどです。

今、ショートになさろうかどうか迷われていらっしゃる貴女様は、

髪のコンデションはよろしいですか？

2- 　ご年齢と共にショート率が増えていかれる一番の理由

なぜ、ご年齢とともに、ショートの方々が増えるのか？

一番の理由は、とてもシンプルでして、

「髪が弱くなってしまうから」です。

男女問わず、個人差はあるものの、２０代をピークに

３０代からは、髪は細くなり、弱くなり、

最終的には、長さに耐えられなくなり、

「切れてしまいます」。。。。

切れ毛が多発してしまっている状態で、

髪の長さを維持なさろうとなさっても、当然綺麗には見えないので、

多くの方々が、少しずつ短くなり、ショートに向かわれます。

結果、アラフィフ世代頃から、ショートの方々が多くなり、

「ショート＝高年齢になられた象徴」

のような印象になってしまいます。

3- 自ら老け込む必要はございません

皆様が、ロングでいられるのに、

「（ショート世代なのに）無理してる感のある、イタイ印象の人にはなりたくない」

というお言葉も頂きます。

その無理してる感というのは、なぜそういう印象になってしまうかと申しますと、

ロングかショートかという、長さの問題よりも、

見た目の髪のコンデションの問題と思われます。

「無理してる」というのは、髪が切れ毛・枝毛だらけの弱っている状態なのに、

「無理にがんばって伸ばしている」

ロングだから、無理している感になってしまいます。

しかし、髪のコンデションが良い状態でしたら、

「無理している感」どころか、

同世代の周りの方々は綺麗に伸ばせないのに、綺麗に伸ばせている。

という時点で、逆に羨ましがられたりする、差をつけた印象になります。

髪のコンデションが良いのに、

ある年代がきたら自らショートにしないといけない。

というルールはどこにもございません。

4- ショートがいけないわけではございません

一定のご年齢を迎えられて、ショート＝老け込む象徴

のように捉えられてしまいますが、

決してそんなことはございません。

ショートになさりたくてショートでしたら良いのですが、

多くの方々が、ショートにせざるを得なくてショートを迎えてしまわれて、

その象徴や印象になってしまわれいる事が残念です。

ご年齢関係なく、いくつになられても、

髪のコンデション（髪質）が良い状態を維持できれば、

好きな時に好きな長さや髪型まで選べます。

実際、当店のお客様は、アラフィフ以上の方々でも、

ボブ〜ロングまで楽しまれていらっしゃいます。