髪についてのQ&Aと考え方

ヘナを取り扱わない理由（ツイッターより）

2022年5月24日

当店のブログにご訪問頂きまして、ありがとうございます。

トリートメント剤を使わないヘアケアサロンです。

13年間ヘアケアサロンとして、ヘアカラーや縮毛矯正も
おこなってきたピュアティが、髪に関して解説してまいります。

髪にお悩みがある方は、知ることによって解決へと導くブログとなっております。

どうぞごゆっくりご覧になっていってくださいませ。

以前にこのようなツイートをさせて頂きました。

【ヘナを扱わない理由】カラーをなさる上で、1番頭皮に優しい方法がヘナだと思います。
・色味の不安定さ・染まりの不安定・当店のケアとpH的に少し相性が悪い
以上で、5年間試行錯誤の結果、取り扱い無しとなりました。
頭皮には1番優しいとは思います💁‍♂️
— 美容室ピュアティ伊藤@完全素髪ケアの髪質改善 (@itoshingo2010) February 13, 2022

今回は、こちらのツイートに対して、

掘り下げていってまいりたいと思います。

1-　色（発色）の安定性と、時間的なお客さまへのご負担

まず、１００％ヘナですと、オレンジにしかなりません。

そこで、ケミカルの染料を入れてしまうと、

せっかくのオーガニックではなくなってしまいますので、

自然のモノでの色素（インディゴ・カレー粉など）を利用したヘナなども、

トライして試行錯誤をいたしましたが、どうしても自然なモノであるがゆえに

ヘアカラー剤と比べて、やはり色の安定性が低かったです。

それが故に、自然なモノと言えるのですが。。。。

そして、染まる時間もどうしても薬剤カラーよりも倍以上のお時間がかかってしまいます。

こだわればこだわるほど、

施術直後から安定的に皆様にご提供させて頂くには、少しハードルが高すぎました。

2-　縮毛矯正との不相性

ヘアマニキュアのコーティング力ほどではございませんが、

ヘナも髪の外側（キューティクルの隙間など）のタンパク質にからみつき、

染色いたします。

ですので、その他の薬剤メニュー（縮毛矯正やパーマ）を行なう時に、

どうしても薬剤の浸透率を下げてしまい効果を発揮しづらくなってしまいます。

ピュアティでは、縮毛矯正のお客さまも多いため、

そうなりますと、クセ毛の方の縮毛矯正が困難になってしまいます。

3-　素髪ケアを行なう上でも不相性

上記と同様に、ヘナは髪の外側に反応して染色いたします。

外側に付着いたしますので、

やはり髪への水分補給がしづらい状況となります。

そうなりますと、やはりケア剤の本領が発揮されなくなってしまいます。

4-　まとめ

上記の３点の理由で、ピュアティの場合は導入にいたりませんでしたが、

ヘナ自体は、本当に自然のモノだけで白髪を染めれる古来からの素晴らしいものだと思います。

クセ毛や他のお悩みがなく、

ヘナだけで髪を染めたりケアを行っていくのでしたら、

とてもベストなチョイスとなるケア方法のひとつと思います。

いつでも、ご自身に合ったヘアケア方法というのは、必ずあるので、

出会えるまで、諦めずにトライいたしましょう！

さいたま市見沼区でヘアカラーを毎月おこなっても、髪にダメージしにくい手法でおこなっている美容室ピュアティです。

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