当店のブログにご訪問頂きまして、ありがとうございます。
トリートメント剤を使わないヘアケアサロンです。
13年間ヘアケアサロンとして、ヘアカラーや縮毛矯正も
おこなってきたピュアティが、髪に関して解説してまいります。
髪にお悩みがある方は、知ることによって解決へと導くブログとなっております。
どうぞごゆっくりご覧になっていってくださいませ。
今回は、改めて「素髪ケア」(すっぴん髪ケア)に関して、深堀りして解説させて頂きます。
1|完全素髪の定義
数年前から「素髪」「すっぴん髪」というヘアケアの言葉が、
少しずつ出始めてきております。
「髪本来の〜」や「髪の芯から〜」などという言葉は、
かなり昔からございましたが、
素髪に関しては、その髪の中から〜は大前提でして、
さらに「外側や一時的なツヤや手触りでごまかさない。」
という前提となります。
以前の記事で、3種類の素髪ケアの事を書かせて頂きました。
簡単にご説明させて頂きますと、
1つめが、
脱シャンプー(脱洗剤)ケア:お湯シャン派で、シャンプー剤などはもちろん、薬剤メニューもスタイリング剤もすべて髪に水以外は付着させない思考。ツヤや手触り、クセ毛や白髪などのお悩みが無ければ可能となる完全な裸髪といえます。
2つ目が、
ヘルシー(健康)ケア:シャンプーやケア剤は使用しますが、薬剤メニューであるヘアカラー・縮毛矯正・パーマを行わないで、トリートメント剤やスタイリング剤も使わない思考。クセ毛や白髪などのお悩みがなければ可能となる素髪といえます。
3つ目が、
ノンメイクアップ(すっぴん髪)ケア:シャンプーやケア剤も使用して、薬剤メニューであるヘアカラー・縮毛矯正・パーマも行ないますが、トリートメント剤やスタイリング剤などの髪への皮膜は一切行わない思考。くせ毛や白髪やボリュームの少なさでお悩みの方々は薬剤メニューで解決することができ、ツヤや手触りはごまかすことをしないで髪自体の素髪を保つ事ができます。
ピュアティは、このすっぴん髪の思考となりますので、「トリートメント剤」は存在いたしません。
ネーミングは、ピュアティが勝手に考えたので、何でも良いのですが、
前提に「トリートメント剤の必要性がない」という事です。
蘇らない細胞に対して、修復・修繕の目的物を与えても、
修復しません。
それ以上に大切な事は、
「今、ご自身の髪の中にあるもので何ができるか」が大切です。
そのできる事が、
「水分量を上げること」と「酸化を防ぐこと」
この2つぐらいしか、残念ながら生きていない細胞である毛髪にはできる事がないのが現実です。
2|修復しないヘアケアが大前提
「髪は生きていない死滅細胞。だから今生えている髪は健康な髪には蘇れない」。
これは、もうかなりのサロンさんや美容師さん、メーカーさんが発信なさっていらっしゃるので、
改めてピュアティがお伝えさせて頂くまでもないことでございます。
そして、シャンプーは、「汚れを落とすため」です。
トリートメントは、何のためでしょう。
この質問を通常のメーカーなどに投げかけると、「髪の内部補修
」「髪の保護」となります。
しかし、髪は生きてないので修繕・修復できないです。
保護となると、ほとんどが髪をコーティング被膜となります。
「素髪ケア」という前提となっていても、トリートメント剤が存在しているものがほとんどです。
つけてすぐその場でツルツルの手触りは、コーティングです。
お肌で考えると、基礎化粧で毎日コツコツ、コツコツ積み重ねて、
外側まで変化を本当に実感できるのは、早くて肌周期の28日後です。
中から生まれ変われるお肌でさえ28日後なのに、
髪に限っては、トリートメントをつけて10分後に瞬時に内側から良くなり
外側まで実感できる事が起きるのは、
相当ミラクルなプロダクトとなります。ましてや、お肌のように中から生まれ変わることはできません。
2-1|トリートメント剤の必要性が無い
すべてのトリートメント剤を、ピュアティが試したわけではないので、
なんとも言えないところではございますが、
結果的に、トリートメント剤がいらなくなりました。
完全にすっぴん髪ケアとなります。
通常で言われるトリートメント剤の代わりに、ピュアティでは「髪の化粧水」を使用いたします。
いたんだ髪やエイジング毛は、ほとんど水分を失っている状態です。
そこに必要なのは、シャンプーでもオイルでもタンパク質でもございません。
「良質な水分です」
そこに、自然なpHでの浸透圧バランスの均等化を利用して、
良質な水分をダイレクトに、補給できるのが「髪の化粧水」です。
ピュアティの場合は、シャンプー+髪の化粧水での完全すっぴん髪ケアです。
トリートメント剤はございません。
2-2|シャンプー選びも大切
とはいえ、トリートメント剤のコーティングに手触りを頼らないわけですので、
洗うためのシャンプー剤も大切になります。
頭皮ケアだけで考えたら、石鹸シャンプーが一番頭皮に影響が少なく、
安全性も高いのが「石鹸」です。
しかし、頭皮にはやさしくても、髪(毛髪)にはかなり厳しい洗浄剤です。。
石鹸シャンプーをお使いになられた方は、
ご実感なされたと思いますが、洗い上がりはギッシギシです。
これは髪が長い方であればあるほど、かなりつらいです。
水道水の塩素と結びついて、髪に残留する石鹸カスが髪を余計にアルカリに傾けます。
そうなると、指も通らないぐらいにギシギシになります。
最近では、クエン酸などで酸性に中和させると、指も通ってきますが、
やはり洗っている時点では、ギシギシです。
かなりの短髪でないかぎりは、やはりおススメはできないシャンプー剤となります。
となりますと、
女性の長い髪の方でも負担なく洗えるベストな洗浄成分は、
やはりアミノ酸系シャンプーとなります。
おススメはベタイン系です。「~ベタイン」と表記されていることが多いです。
やさしい洗いあがりになります。
素髪ケアですので、もちろんノンシリコーンで、
なるべく余計なものが含まれないシンプルな処方のものが良いです。
保存料は、パラベン派とエタノール派と、
そもそも保存料自体をNGとされる方もいらっしゃいますが。。。。
高温のお風呂場で、完全に保存料ゼロにしますと、
自然派成分であればあるほど、即座に腐ってしまいます。
もし保存料ゼロにするならば、冷蔵庫保存で、
シャンプーの度にお風呂場に持ち込んで、必ず冷蔵庫に戻す。
ここまで徹底して、1か月持つかどうかわかりません。
ですので、最低限の保存料は必須と思います。
パラベンでもエタノールでも、
内容成分が腐食しないで済む
最低限の配合量ならばどちらでも良いと考えます。
女性の皆様は、「香り」も大切にされていらっしゃると思います。
合成香料は、いつまでもしつこく髪に残ってしまいますので、
なるべく植物性香料のものを選びましょう。
シャンプー中に、香りを楽しめれば、
シャンプー後はほんのり残る程度の香り度合いのほうが上品です。
3|すっぴん髪ケアのメリットとデメリット
素髪なら全てが良いのといいますと、向く方と向かない方もいらっしゃると思います。すっぴん髪のメリットとデメリットをお伝えさせて頂きます。
3-1|素髪ケアのメリット
シンプルにメリットをご紹介いたします。
3-1-1|日常で、髪にあまりいろいろなものをつけたくない方
言うまでもないですが、いろんなものを髪に使用しないのが基本なので、
「本当は、あまり色々つけたくないんだけど、よくわからないからとりあえずつけてる」
「習慣としてつけてるだけ」
などの方々は、髪に使うものは最小限になります。
3-1-2 |健康的な髪でいられる
すっぴん髪の状態ですので、お肌でいうところのノーファンデーションのすっぴん肌と同じです。
保水・保湿も行いやすく、乾燥もしにくくて済みます。
日常的にみずみずしい潤いを保ちやすい髪の環境といえます。
3-1-3|ヘアカラー・縮毛矯正・パーマを優しいお薬でおこなえる
素髪ではないコーティングされた髪の状態は、水分のみならず薬剤メニューのお薬も浸透しづらい状況です。
シャンプーでもなかなか落ちない場合は、薬剤のお薬を強くしておこなわないと、お薬までも浸透しづらい場合もございます。その場合、多くのサロンさんは、お薬を強くします。そうしますと、どうしても髪のダメージも伴いやすくなります。(ピュアティでは、その場合、髪のクレンジングをさせて頂いてから施術をいたします)
3-1-4 |汚れにくく、ニオイにくい
いろんなものが髪についているので、日中ほこりや汚れが付着しやすい状態です。
しかし、素髪ですとベタベタしたものが髪に一切ないので、日中も汚れにくいです。
汚れにくいので、汗や皮脂と汚れが混じったニオイもしません。
髪を清潔に保ちやすいです。
3-1-5 |ブローやコテやアイロンで思い通りになりやすい
熱を直に加えるので、髪に熱をあてる最小限の時間で、髪を思い通りにできます。
髪の水分量をあげておけば、直熱をあてても気化熱を利用してダメージを最小限にできます。
気化熱でのダメージ回避は、髪の化粧水が必要です。
3-1-6|髪を濡らしやすく、乾かしやすいので毎日がラク
髪の表面上でさえぎるものがないので、水分呼吸をおこないやすいイメージです。
水分吸収と乾燥を、髪が本来のスピードで行なう事ができるので、
毎日のシャンプーやドライヤーも時短へ向かいます。
3-2|素髪ケアのデメリット
シンプルにデメリットもご紹介です。
3-2-1|何かをつけないと落ち着かない方には辛い
シャンプー後に、「何かで髪を守りたい」習慣として「何かをつけたい」などの方には、素髪でいること自体がストレスになってしまうかもしれません。長年の習慣を変える事自体にそもそも抵抗がお有りになる方にはつらいです。
3-2-2|動きのあるスタイルを固定できない
パーマやショートスタイルなど、毛先の動きや根元の立ち上がりなどの、
固定するスタイリングが、スタイリング剤を使用しないので、できないです。
(ピュアティでは、シャンプー剤でスタイリングする場合もございます。シャンプーならしっかりとオフできます)
3-2-3|コーティングのツヤにはかなわない
コーティング剤配合のトリートメント剤やアウトバストリートメントやヘアオイルなどの、
つけてすぐにツルツル・テカテカのツヤには、かないません。
椅子や床や車のワックスがけ直後の状態との比較と同様に、
コーティングの光沢剤のツヤは極上です。
当然ですが、お肌同様に、中から潤って、外側まで艷やかな状態になる
のはそう簡単にすぐには結果はだせません。
ですので、一番簡単なコーティングのツヤを求める方は多いのですが、
素髪でのツヤや手触りは、毎日の積み重ねの結果でしか出せません。
4|アイロン仕上げは最強の艶出し仕上げ
熱系トリートメントは、最後にアイロン熱での酸化を利用するので、
仕上げでストレートアイロンをおこなうのは仕方ない事なのですが、
どんな特殊アイロンでも、ダメージのおこらないアイロンは存在いたしません。
以前の記事でも解説させて頂きました。
オイル+ストレートアイロンとなれば、
キラキラのツヤサラ髪は間違いなく完成となります。
そのフルコーティングの状態で髪の調子が良いのでしたら良いのですが、
完全に素髪ケアとは真逆の状態になります。
5|完全素髪になるためのまとめ
ひと言で「素髪」ともうしましても、
微妙に考え方は違っておりまして、ピュアティではトリートメントを使用しない素髪ですが、
シンプルなケアになればなるほど質の良い結果を拝見する事が多いです。
髪質は千差万別です。貴女の髪に合ったシンプルなすっぴん髪を手に入れてくださいませ。
綺麗な髪でお過ごしくださいませ。
最後までお読み頂きまして、ありがとうございます。
ピュアティのヘアケア方法にご興味ある方は、
こちらの記事もご確認くださいませ。
美容室ピュアテです。完全なすっぴん髪ケアをさいたま市見沼区でおこなっているトリートメントサロンです。
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