美容室のQ&A

2021年12月10日

当店のブログにご訪問頂きまして、ありがとうございます。

トリートメント剤を使わないヘアケアサロンです。

13年間ヘアケアサロンとして、ヘアカラーや縮毛矯正も
おこなってきたピュアティが、髪に関して解説してまいります。

髪にお悩みがある方は、知ることによって解決へと導くブログとなっております。

どうぞごゆっくりご覧になっていってくださいませ。

今回は、
美容室の事に関して、

実際のピュアティのお客様や、オンライン上のQ&Aに勝手に回答を

いたしてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

1｜美容室に対してのご質問

美容室の全般に対してのご質問にお答えいしてまいります。

美容室に行く時に、予約時間より少し前のほうが良いか、ぴったりの時間の方が良いの？もし、遅れてしまった場合は、何分までなら大丈夫ですか？

担当美容師は、次のご予約のお客様に合わせて施術をおこない、

お待たせしてしまわないように準備もいたしますので、

基本的にご予約時間のオンタイムでよろしいかと思います。

ピュアティですと、完全にマンツーマンスタイルですので、
もし遅れてしまった場合は、１５分くらいまででしたら、
ほとんどのご予約内容が可能ですが、
１５分以上遅れてしまわれた場合は、次のお客様をお待たせいたしてしまいますので、
その場合は、メニュー内容を減らして頂く場合もございます。

美容室に行く時には、シャンプーをしていった方が良いのですか？

ご自身の毎日のペースのシャンプーの

タイミング通りに（前日の夜、当日の朝、２日に１回など）なさって、

「いつもの毎日のご自身の状態」

で、いらしていただければ問題ございません。

美容室に行く時には、スタイリング剤をつけないで行った方が良いですか？何もしないとお店に着くまでが少し恥ずかしい気もします。

施術に関しては、何もつけていらっしゃらない状態の方が、効果的ではございますが、

こちらも日常のまま、いつも通りにいらしていただければ問題ございません。

スタイリング剤などがついている場合は、ほとんどのサロンさんは、

シャンプーをなさるはずです。

気になる場合は、なるべく固定力の少ないものを選ばれる方が

シャンプーでもオフしやすくなります。

ピュアティの場合ですと、一番最初のご来店の際は、
必ず髪のクレンジングをさせて頂いて、
素髪に近い状態にさせて頂きます。

前と違う担当を指名したくても、気まずくなりそうで毎回同じになります。やはり、前の担当さんは気にされますでしょうか？

担当を変える事は、まったく問題ないと思います。

そのサロンさんの方向性を気に入っていらっしゃるといたしましたら、

担当を変えにくくて、サロンを変えてしまうよりも、リスクが少ないです。

施術終了後に、その旨をお伝えして次回予約をなさるか、

オンライン予約で担当を変えられるかをされるとよろしいかもしれません。

ピュアティの場合は、私（オーナー）限定のメニュー以外は、
すべてのスタイリストが同じようにおこなうことができるマニュアル化をいたしております。
お好きなスタイリストをお選びくださいませ。

美容室にヘッドスパやトリートメントだけで行っても良いものですか？カットはまだ必要なさそうです。

まったくもって問題ないと思います。

サロンさんによって、メニュー構成が違う事も多いので、

ご予約時に、ご相談なさってみましょう。

「美容室＝カットしないといけない場所」という印象が強いかもしれませんが、

昨今では、かなり特化したサロンや専門店が増えておりますので、

カット不要サロンさんも多いと思います。

ピュアティの場合も、メインメニューはカットではなく「トリートメント」です。
カットや頭皮スパも、髪や頭皮に負担がかからない理由から、メインメニューに入っておりますが、
トリートメントのみのメニューも可能となっております。

途中のお薬など不安なので、担当の美容師さんにお願いしたいのですが、言いづらいです。途中他の美容師さんがお薬をつけてくれました。いつもより手触りが悪いです。美容室に相談しても良いものでしょうか？

相談なさった方が良いと思います。

サロンさんによって営業体制が違いますが、

掛け持ちで担当させて頂くサロンさんは、

どうしてもアシスタントさんが必要になりますので、仕方ないと思いますが、

個別に対応なさってくださるサロンさんもあると思います。

ピュアティの場合は、人が変わることでのご不安感が生まれないように、
完全マンツーマン完全予約体制となっております。
一人の担当者が同時に掛け持ちで担当する事はございません。
アシスタントはおりません。
そのためご予約がお受けしづらい状況なっております。申し訳ございません。
ご予約はお早めにお待ちいたしております。

普通のカラーとツヤカラーだと何が違うのでしょうか？

サロンさんによって使用しているヘアカラー剤が、

まちまちでございますので、一概には言えませんが、

普通のカラーは、通常のヘアカラー剤でカラーをおこなうのみとなり、

ツヤカラーは、トリートメントやケア剤などをカラー剤に混合させたり、

トリートメントを併用されたヘアカラーが「ツヤカラー」と称される事が多いと思います。

ピュアティの場合は、トリートメント工程を経て、
ケア剤をカラー剤に混合して施術をおこなうことによって、
「ツヤ髪カラー」と称しております。

美容室のシャンプー台で、首が痛くなったり、苦しくなることがあります。どうしたら、解消されますでしょうか？

お首の後ろの頚椎を圧迫されると、苦しくなられる美容室脳卒中症という方もいらっしゃると思います。

美容院脳卒中症候群とは？　原因・対策・予防法

頚椎を圧迫しない、フルフラットタイプやヘッドピローのある

シャンプー台があるサロンさんをご利用なさると、

軽減されると思います。

ご予約の際に、お尋ねしてみましょう。

ピュアティでもヘッドスパでも利用できるフルフラットタイプの
シャンプー台がございます。
今まで美容室のシャンプー台が苦手だった方でも、
とてもラクと評判です。
最近では、設置しているサロンも増えたと思います。

2｜髪に対してのご質問

直接の髪に対してのご質問を答えいたしてまいります。

最近、白髪が出てきたのですが、白髪染めと普通のカラーはどちらが良いのですか？

「しっかりと白髪を染めたい」ようでしたら、白髪染めで、

「（白髪はそこまで気にならないで）、それよりも明るめにしたい」ようでしたら、

普通カラーでよろしいかと思います。

白髪染めは色味も濃く、明るさもさほどありません。
（平均的に９トーンまで）

普通のサロンカラーですと、９トーン以上（１３〜１４トーンまで）ございますが、

黒髪は、明るくなり、白髪はうっすらと色は入って＜

周りが明るくなり、ヘアカラーなさる事によって、

白髪も目立ちにくくなります。

（白髪を）「きっちり染めたいのか」「染めるよりもあかるさ優先なのか」

ご自身でどちらが優先度合いが高いかを確かめる方がよろしいです。

髪の負担だけでいえば、明るくすればするほど「髪はダメージは大きくなります」

ピュアティの場合は、ヘアカラーは、
髪のご負担を考えて、
基本的に「９トーンまでのリタッチ（根元のみのカラー）カラー」でおこなわせて頂いております。
色や明るさを自然に変えて行かれる場合も、髪のダメージを少しでも減らす場合も、
大きく影響いたしますので、９トーンまでのリタッチのみで対応させて頂いてます。

一度、白髪になった髪は、二度と黒に戻らないのでしょうか？

基本的に戻らない可能性が高いですが、

３０年間、多くの方々の髪を拝見させて頂いて、

数十名ほど、黒に戻られた髪の方を拝見させて頂きました。

エビデンスはございませんが、

その方々に大方共通なさっていたのは、

「過度なストレスから開放された（もしくは解消された）」

という事でした。

この事から、遺伝や加齢によるものでは、

黒に戻る可能性は低いですが、

ストレスが原因の場合は、その原因が解消または回避できた場合は、

黒に戻る可能性があるのではないかと予測されます。

確実性はございません。

しっかりと洗ってもいつも頭皮のニオイが気になります。どうしたら、ニオイをおさえられますか？

原因といたしましては、内的要因と外的要因がございます。

内的要因は、食生活の内容や、季節・ご年齢による皮脂量や質の変化です。

季節やご年齢による皮脂量の変化は、ご自身では調整できるものではございませんが、

食生活の場合は、動物性のタンパク質を少なめにされて、

植物性のタンパク質を多めに摂られると、皮脂の酸化がおさえられ、

ニオイにつながりにくくなると思います。

外的要因では、ご使用になられているシャンプー剤が

洗浄力が強いものですと、皮脂をとりすぎてしまい、

逆に皮脂過多になりニオイにつながる場合と、

スタイリング剤が頭皮に残って、皮脂と混ざりニオイにつながっている場合がございます。

洗浄力を抑えたシャンプー剤に変えることや、

スタイリング剤を頭皮につかないように使用するなどで、

外的要因は解消されると思います。

シャンプーは毎日おこなった方がいいですか？

もし、汗もかかずに、汚れもせずに過ごした一日でしたら、

シャンプーの必要はございません。

日本は、おそらく世界で一番シャンプーを行なう国民性で、

多湿の気候でも清潔好きというのもございますが、

本来シャンプーの目的は、「汚れを落とすため」です。習慣でおこなう必要はございません。

汚れた日なら、シャンプーをいたしましょう。

子どもの髪は、大人用のシャンプーでは無いほうが良いですか？

子どもの髪は細く乾燥しやすい（個人差あり）のと、

幼少期は頭皮の皮膚の厚さも薄いので、

通常の洗浄力のシャンプーですと、強すぎるかもしれません。

髪や頭皮の成長スピードにもよりますが、

大人側のケアを考えても、洗浄力が弱めのシャンプー剤がよろしいと思います。

髪がすぐにペタンコになってしまいます。ボリュームをキープするには、どうしたらいいですか？

根元にパーマや、大きめのカーラーやコテ巻きでボリュームを出し、

スタイリング剤でキープという手段が多いと思いますが、

繰り返すことで、髪や頭皮へ負担が大きい内容となってしまいます。
（イベントやTPO優先の場合は、必要だと思います）

髪の根元に使うものとして、シャンプー剤の見直しというのも必要ではございますが、

さらに髪の水分量を上げることによって、ハリやコシにつながる可能性もございます。

ピュアティの場合は、乾燥した硬さでのボリュームよりも、
保湿することによるしなやかさと可動性によってできるボリュームアップをおこないます。
素髪の自然な髪の状態が、扱いやすさに繋がります。

3｜まとめ

「初歩的な質問」などと気にされる方もいらしゃいますが、

まったく気になさらずに、専門である美容師にご質問なさった方が良いです。

髪についての勉強を誰もが、義務教育で教わることはございません。

皆さまに直接うかがうと、シャンプーのおこない方ひとつにしても、

かなり違いがございます。

多くの場合、保護者の方々のおこない方を、

そのまま継承されていらっしゃいる方が多いと思います。

シャンプーを含むヘアケアは、何十年と続けていかれることですので、

迷ったりわからないことは、プロの意見を利用していってくださいませ。