一般的なヘアケア方法について

まずはベース作りからの積み重ね

2021年9月7日

当店のブログにご訪問頂きまして、ありがとうございます。

トリートメント剤を使わないヘアケアサロンです。

13年間ヘアケアサロンとして、ヘアカラーや縮毛矯正も
おこなってきたピュアティが、髪に関して解説してまいります。

髪にお悩みがある方は、知ることによって解決へと導くブログとなっております。

どうぞごゆっくりご覧になっていってくださいませ。

こんにちは、ピュアティの伊藤です。

今回は、「髪が強くなってから行いましょう」という解説です。

・ダメージは回復できないけど、強度はあげられる

何度もお伝えさせて頂いておりますが、

一度ダメージしてしまった髪の部分が、

元の元気な健康毛に戻る事はございません。

しかし、そのいダメージしてしまった部分でも、

ある程度までの「強度を上げる」事は可能です。

ピュアティの場合は、良質の水分での水分量を上げる事で、

強度を上げて扱いやすくなる事が可能です。

ダメージした髪の毛の９割以上の状態は、

水分量が低下して「乾燥」しております。

イメージとしては、高野豆腐や乾燥昆布などです。

カサカサの状態ですと、高野豆腐ならポロポロと崩れてしまいます。

乾燥した状態ですと、乾燥昆布はシワシワですし結び昆布は折れてしまい結び昆布は作れません。

髪も同様に、乾燥すればするほど、硬くもろくなります。

髪の中からの水分量を上げて、柔らかさがでると、

１本１本は丈夫になるけど、柔らかさが増すので、扱いやすくなります。

・ベース作りで、薬剤施術の結果が変わる

１本１本の強度が上がれば、薬剤メニュー（カラー・縮毛矯正・パーマ）の結果が

格段に違います。

どんなに良いお薬でも、完全にダメージゼロのお薬はございません。

ですので、多少なりとも薬剤で髪はダメージをするのですが、

その前の段階で、どれだけ髪をベストの状態にしておけるかが重要となります。

水分量を上げることによって起こる事は、現状での強度を上げるのはもちろん、

薬剤の浸透スピードを上げて、熱の伝導率を上ます。

それによって、薬剤を減らす（負担を減らす）事ができます。

薬剤に触れる時間を減らす（負担を減らす）事ができます。

トータル的に、ダメージする要素を減らす事ができます。

今回のお客様は、半年前からご利用頂いております。

くせ毛で、ストレートの繰り返しと頻度の高いカラーで、

ハイダメージが続いてしまい、

ピュアティにいらして頂きました。

クセは十分に出てきておりますが、まだ縮毛矯正を行える強度を持ててはいないので、

外せないカラーを行っております。
（ピュアティでは、カラーと縮毛矯正を同時に施術は行いません）

今回ご来店時。

普段、ご自身でブローでクセを伸ばされていらっしゃいます。

すごくお上手です。

そして、ウェットにしてから出るクセの状態です。

本来のご自身の髪の現在の状態です。

今回の施術後

メンテナンスケア＋ツヤ髪カラー

ご自身でグローなさるので、ブロー仕上げです。

カラーは、ピュアティではよほどのTPOの理由がない限り
根元のリタッチのみです。

・デトックス期を感じる場合もある

ヘアケアやトリートメント方法を変える場合、

今までの違いに「違和感」を感じる場合がございます。
（ピュアティの場合は、独特なので特にそれを言われます）

その「違和感」が良い意味でのものか、

悪いものでのものか、

どっちにしても一定期間をトライされ事をオススメいたします。

逆に１回でその場でわかる！ぐらいの激変が、ケア剤で起これば、

それもむしろ心配です。

ご自身で決めた一定期間を、ご自身でのトライアル期間でトライして検証してみましょう。

その理由はこちらの記事でもご参照なさってください。

一定期間、ひとつのケアに絞ってみる

・まとめ

いたんだ髪は治りません。

しかし、現状の髪の状態でのベストな状況までは、もっていく事が可能です。

いたんだ毛先は、現状でのベストの状態を保ちながら、

新しく生えてくる根元の髪は、健康状態で、

伸ばしながら、「綺麗な髪」にリセットしていくことが、

一番の最速で美髪を得る形です。

その際にケア方法を変える場合は、一定期間を決めてトライアルをされた方が良いかもしれません。

綺麗な髪でお過ごしくださいませ。

最後までお読み頂きまして、ありがとうございます。

ピュアティのヘアケア方法にご興味ある方は、
こちらの記事もご確認くださいませ。