一般的なヘアケア方法について

髪が生えてくる目的

2022年1月24日

当店のブログにご訪問頂きまして、ありがとうございます。

トリートメント剤を使わないヘアケアサロンです。

13年間ヘアケアサロンとして、ヘアカラーや縮毛矯正も
おこなってきたピュアティが、髪に関して解説してまいります。

髪にお悩みがある方は、知ることによって解決へと導くブログとなっております。

どうぞごゆっくりご覧になっていってくださいませ。

今回は、そもそもなぜ髪は生えてくるのかという事に対して、解説させて頂きます。

1｜頭部を守るため

頭は最も大切な部位のひとつです。

人間は、進化の過程で、

二足歩行になるにつれて、体毛は薄くなりましたが、

頭部の毛髪だけはそのまま残りました。

それは、大切な部位である頭部を、なんらかの衝撃から守るためです。

髪の毛といえど、約１０万本の髪で覆われていれば、

衝撃を吸収して、頭部のケガを軽減させてくれます。

2｜体温の維持・紫外線防止のため

髪の毛の長さにもよりますが、

髪の毛が有ると無いでは、まったく寒さと暑さの感じ方が違います。

首元に髪が有るのと無いのでは、完全に体感の温度の感じ方に違いがございます。

寒い冬なら風邪をひきやすかったり、

暑い夏なら汗をかきやすく、日にも焼けやすくなります。

紫外線に対しては、頭部を日差しから守るためでもあります。

世界中の人種の生活している地域によって、髪質（色や形）が変化したのも、

「対紫外線」という目的が大きく影響しております。

3｜体内の老廃物を出す排泄機関のひとつ

あまり意識されていることではございませんが、

体内の老廃物を体外に排泄する働きもございます。

頭皮から出す汗や皮脂とは別に、

髪の毛自体にも老廃物が含まれることもございます。

体内で作られて、体外に出てくる細胞としては爪もございますが、

それ以上に長く体内の履歴を残すことができるのが髪の毛です（長さにもよります）。

平均して１ヶ月に１cm伸びる髪の毛としては、頭皮から１２〜１３cmの髪の毛の箇所は、

１年前のご自身の体調も現していることになります。

人の身体は、髪の毛は身体の外に出す（生やす）ことができる細胞として、

他の排泄機能では出すことができなかった老廃物や有害物を髪の毛に含ませて、

体外に出すことができるとも言われております。

4｜髪の毛の生えてくる理由のまとめ

紫外線や衝撃から頭部を守り、体温調整をして、体内の老廃物も排泄してくれるという目的から、

「身体を守る」という事をしてくれています。

髪が無い方は、上記の目的が果たせないので、

帽子やウィッグで調整や、体調管理をいたしましょう。

上記の目的の中で、「美容面」としては一切出てこないのが現実でして、

本来、髪の毛は美容目的では生えてきておりません。

しかし、人は髪で大きく相手の印象を変えます。

私たちは、そのお手伝いができれば幸いです。