縮毛矯正について

縮毛矯正が効かない場合

2021年11月9日

当店のブログにご訪問頂きまして、ありがとうございます。

トリートメント剤を使わないヘアケアサロンです。

13年間ヘアケアサロンとして、ヘアカラーや縮毛矯正も
おこなってきたピュアティが、髪に関して解説してまいります。

髪にお悩みがある方は、知ることによって解決へと導くブログとなっております。

どうぞごゆっくりご覧になっていってくださいませ。

今回は、縮毛矯正が効かない場合の解説をさせて頂きます。

・縮毛矯正が効かない理由

多くの方は、縮毛矯正でクセを直毛にできます。

しかし、クセは少しゆるめることはできても、

極稀に直毛になりきれない方がいらっしゃいます。

その理由は、薬剤選定のミスの場合もあれば、

そもそも日本の薬事法の限界で

伸ばしきれないほどのクセの強さでいらっしゃる場合もございます。

クセの種類でいうと、強度の縮毛か連珠毛の方に伸ばしきれない方が多いです。

癖の種類についてはこちらの記事で解説いたしております。

縮毛矯正の大切な工程のひとつ「くせ毛診断」

・薬事法と髪の強度があるかないかが決め手

髪の癖が強ければ、お薬も強くすれば良い。

となりますが、日本には強さの限界が法律で決まっております。

ご自身の癖がそれ以上ですと、残念ながら伸ばしきれません。

または、エイジング毛（加齢と共に弱っていく髪の変化）の場合、

癖やうねりは強くなっていくものの、髪の強さ自体は弱っていきます。

世代的にもヘアカラーのダメージも大きい世代でいらっしゃいます。

このエイジングダメージの状態で、

クセは強くなってるのですが、シンプルにお薬を強くはできません。

髪がお薬に耐えきれず、ビビリ毛などのハイダメージ事故となってしまいます。

ビビリ毛の記事はこちらで解説いたしております。

縮毛矯正のダメージでビビリ毛・チリチリ毛になってしまう理由

ピュアティでは、

薬事法を超えるほどのクセの強さの方の場合は、

熱の力を使います。

現在、８〜９割の方々は中性〜酸性縮毛矯正で伸ばすことができておりますが、

１〜２割の癖の強い方々は、アルカリ縮毛矯正と熱の力を使います。
（アルカリ縮毛矯正は、特殊工程となるため現在オーナーのみの施術となります）

また、

エイジングダメージでのくせ毛の方々は、髪の状態を緻密に判定して、

繊細な薬剤選定でおこなってまいります。

・まとめ

縮毛矯正は、貴女様の髪状態・癖の状態によって、

「どこまでができることなのか」が違ってまいります。

ダメージの大きい場合、髪が弱りきっている場合などは、

すぐに縮毛矯正をできない場合もございます。

その場合は、ヘアケアで健康的な髪を積み重ねて、髪に強度が出てから、

縮毛矯正をなさった方がダメージ事故を回避することができます。

ピュアティでは、縮毛矯正は初回からはお受けいたしておりません。

貴女様の髪の状態をしっかりと把握させて頂くために、

ピュアティのヘアケアを初回はご実感頂いてから２回目以降に施術させて頂いております。