当店のブログにご訪問頂きまして、ありがとうございます。
トリートメント剤を使わないヘアケアサロンです。
13年間ヘアケアサロンとして、ヘアカラーや縮毛矯正も
おこなってきたピュアティが、髪に関して解説してまいります。
髪にお悩みがある方は、知ることによって解決へと導くブログとなっております。
どうぞごゆっくりご覧になっていってくださいませ。
・20年前から、カットよりもトリートメントに興味があった
わたくし(オーナー)が、30年前に美容師を目指したころ。
今でもですが、カットが主流でした。
かくいうわたくしも、カットが上手くなりたいという願望が強くなり、
スタイリストを目指して突き進みました。
当時は、サロンモデルサイトどころか、ネットすらもない時代ですので、
手当り次第にカットモデルのお声をかけさせて頂いて、撃沈しながらも、
カットスキルをあげていきました。
トータルで100名近いカットモデル様にお世話になったおかげさまで、
無事に当時の美容室でスタイリストスタートをさせて頂きました。
それだけのカット好きでしたので、当時のカット講習も休み返上でいきまくり、
ついには、シザーカットの生みの親とも言われるイギリスのヴィダル・サスーンという
有名美容師のスクールに通い、ロンドン市内のサロンでのお仕事も経験いたしました。
ただ、スタイリストスタートと同時に、
ずーっとお客様の口から必ず出るこ言葉がございました。
「髪がいたんじゃって。。。」
です。
これは、海外でもそうでした。
綺麗な髪という概念は、世界共通だと感じました。
そう感じてからは、「髪のためには何が良いのだろう」と考え始めたのが、今から20年前です。
綺麗なカットは大切です。デザイン力も大切です。
しかし、どんなにカットのハイスキルでも、
どんなに良いハサミをつかっても、
「髪の中身は変わらない」という事を実感した20年前からは、
毛髪科学や皮膚科学などを再度学び直し、
「どうすれば、みなさまが髪を常に綺麗に保てるのだろうか」
常に考え追求していきました。
・突き詰めるとオーガニックベースになる
美容室専売品(専用品)だけでも、数百のヘアケアアイテムがございます。
ケミカル成分で、髪の中に入り込むものもあれば、
自然の成分だけで作り上げているヘアケア剤もございます。
どちらが良いのかは、各社メーカーの考え方や、
ユーザー皆様の髪質の違いや相性もございますので、
これが絶対正解とは言えないのですが、
ケミカル成分ですと、多かれ少なかれダメージがともないます。
そうなりますと、髪を良くするために使っているものでダメージをさせてしまったら、
本末転倒となりますので、
すこしでも、ケミカル成分のみならず、添加物や保存料など、
余計なものを少しでもふくまず、自然や天然のものでつくられたもので、
髪にとって良いもの・綺麗に近づけるものを、自然な流れで厳選してくるようになりました。
・ひとつのトリートメントにしぼった
数百あるサロン専売品トリートメントでも、一時的に手触りやツヤを出すものは、
とても多く甲乙つけがたかったです。
しかし、ほとんどが「一時的」なのです。
みなさまからの多く頂くお声でも、
「2〜3日しかもたなかった・・・。」
「一度洗ったら、終わりだった・・・。」
などを認知しておりました。
自然のものでできることには、薬剤ではないので限界がございます。
しかし、ケミカル成分に頼っているうちは、
いつまでたっても解決にはなりません。
そこで、ケアメニューと薬剤メニューをはっきりとわけて、メニュー構成することにいたしました。
ケアメニューには、一切ケミカル成分を含まないものにいたしました。
実は、オーガニック製品にも様々ございまして、
残念ながら日本には、完全に公的なオーガニック認定機関というものはございません。
つまり、一滴でも自然の成分を製品に入れれば、
「オーガニック〜」「天然成分配合〜」「自然由来の〜」など、
なんとでも書けてしまうのが現実です。
ですので、日本の企業の場合は、
メーカーの性善説にもとづいたオーガニック販売となります。
いわずもがなですが、ここで大切なのが、メーカーや製品選びです。
ピュアティの場合は、わたくし(オーナー)がメーカー・製品選びに5年かけました。
多くの数あるオーガニックメーカーの製品をとりよせ、
理論も整い、わたくし自身も実感できるものにしぼっていき、
現在のメーカー製品ひとつとなりました。
それだけの取り扱いになって、現在11年になります。
・素髪(すっぴん髪)にいきつく
髪の素材美にこだわればこだわるほど、
髪の本来の美しさは、「そのまま」という事にいきつきます。
髪にツヤを出す何かを使用してツヤを出すのではなく、
髪の中から潤って、表面のキューティクルも整いツヤを得た状態。
これが本当の髪のツヤです。
しかし、ほんとうにこの状態をつくるのはとてもむずかしいです。
なぜなら、多くの方の場合、カラーや縮毛矯正をおこなってダメージを受けている、
もしくは、ご年齢とともに髪質の変化で細くなり弱くなられている状態の方がほとんどです。
ダメージもしくはエイジング毛の状態で、
前述のとおり素髪になるとガサガサ・ギシギシになるのがご想像つくと思います。
その昔、2010年頃にノンシリコンシャンプーが一般市場でも流行りました。
シリコンとは、正式にはシリコーンの事を一般的に指していて、
光沢剤や皮膜剤の事です。
一時期、シリコン=害などという風評になりましたが、
食器などに使われる他、食品添加物に使用される事もあるぐらいに、
体内への有害性は低いと言われております。
しかし、髪に対しては、被膜やコーティングをしすぎてしまうと、
実は髪にはデメリットな点が増えてまいります。
メリットは、即座にツヤが出るのと、手触りもツルツルになることでしょう。
デメリットは、薬剤メニューがはたらきにくくなる、髪の内部の乾燥が進む、髪の酸化要因になる、などです。
あまり一般的には認知されませんでしたが、
一部の美容師の間で市販の「○○シャンプー」を使用している方は、
パーマがかからない、ヘアカラーが染まらない、などのお声があがっておりました。
皮膜力が強すぎて、薬剤が浸透しないという事です。
そうなると、パーマ剤・カラー剤の効果を出すためには、「薬剤の強さを強くする」
という選択になります。そしてダメージにつながります。
(ピュアティでは、薬剤を強くするのでなく一度髪のクレンジングをおこないます)
または、サロンでパーマやヘアカラーをおこなった後に、
薬剤の残留が髪に残ったままで、ご自宅でのシャンプー剤やトリートメント剤で、
コーティングをおこなってしまうと、薬剤がいつまでも髪から抜ける事ができずに、
ダメージが進み続ける事になります。
(ピュアティでは、後処理で髪の中に薬剤を残しません)
その他にも、髪の毛にたいして水分補給をしづらくなってしまったり、
シリコンの種類にもよりますが、剥がれ落ちる時にキューティクルを傷つける事になる事もございます。
そして髪の表面上での酸化要因となってしまったりいたします。
(ピュアティでは、スタイリング剤やヘアオイルなどのツヤだしも使用いたしません)
圧倒的にデメリットが多いのと、
本当の素材美である、ご自身の髪の美しさには、
やはり素髪(すっぴん髪)である事が必須だと感じます。
・素髪に関しての3つの考え方
素髪(すっぴん髪)に関しては、大きく分けて3つの考え方があると考えます。
1つ目は、シャンプーも何も髪に使用しないというお湯シャンプーのみという考え方
2つ目は、シャンプーやヘアケア剤は使用するけど、薬剤メニューを髪に行わないという考え方
3つ目は、シャンプーもヘアケア剤も、薬剤メニューもおこなうけど、トリートメント剤やスタイリング剤などの皮膜やコーティングを行わないという考え方です。
ひとつずつ解説させて頂きます。
・シャンプーも何も髪に使用しないというお湯シャンプーのみという考え方
髪にいっさいなにもつけない、シャンプーさえも使用しない、「脱洗剤」という考え方です。
ネット上でもお湯シャン派の方々は、多く感じます。
ピュアティでも、この洗浄成分を使用しない「脱洗剤」という考え方は、
ひじょうに賛成です。「髪に何もつけない、使用しないで済む」のが一番のヘアケアとなります。
しかし、現代人の食生活では、多くの動物性タンパク質を私たちは摂っております。
そしますと、毛穴からの皮脂が酸化してどうしても臭い(体臭)となります。
その酸化皮脂は、どんなにすすぎをしっかりとおこなっても、
シャワーヘッドを変えても、なかなか落ちません。
洗浄成分がどうしても必要となってまいります。
もし、貴女さまがベジタリアンやヴィーガンでいらっしゃったら、
お湯シャンでもさほど頭皮の臭いを気にすることなく過ごせる可能性は高いです。
・シャンプーやヘアケア剤は使用するけど、薬剤メニューを髪に行わないという考え方
2つ目の考え方は、シャンプーやヘアケア剤までは日常で使用するけど、
ヘアカラーやパーマ、縮毛矯正などの薬剤のメニューを行わないという考え方です。
どんなに良いお薬でも、100%植物性のものでは無いかぎり、
ダメージが完全にゼロの薬剤はございません。
ですので薬剤メニューなく過ごせる事ができるならば、
やはり理想でございます。
しかし、30〜40代頃からの多くの方々は、白髪で悩まされ、
日本人の6〜7割の方々は、くせ毛と言われます。
その方々にとって白髪も染めずに、くせ毛もそのままという事は、
とてもストレスとなります。
ご自身の白髪やクセも、ご自身の個性のひとつとして、受け入れられる方にとっては、
薬剤メニューも必要がない状態でいられるのですが、
多くの方々にとっては大きなストレスとなってしまいます。
ピュアティでは、最小限のダメージにおさえるために全てのメニューにトリートメントケアが含まれる
トリートメントコースになっております。
いたまないお薬が存在しないからこそ、大切にしている考え方でございます。
・シャンプーもヘアケア剤も、薬剤メニューもおこなうけど、トリートメント剤やスタイリング剤などの皮膜やコーティングを行わないという考え方です。
3つ目は、シャンプーやヘアケア剤、薬剤メニューもおこなうけど、
トリートメント剤やスタイリング剤などの髪をコーティングしない考え方です。
多くのトリートメント剤やスタイリング剤はコーティング系のものです。
髪にとってのコーティングや被膜は、お肌でいうとメイク(お化粧)となります。
つまり、一時的なツヤや手触りとなりますので、根本解決にはなりません。
さらに、薬剤メニューをおこなう場合、髪の中に薬剤の成分が残った状態で、
コーティングケアをおこなってしまうと、いつもまでも毛髪内でのダメージがそのまま続きます。
ピュアティでは、この3つ目のお化粧のツヤに頼らずにおこなう素髪ケアをおこなっております。
ですので、通常のトリートメント剤やヘアオイルなどを含めた全てのスタイリング剤は、当店にはなくなりました。
・まとめ
わたくし(オーナー)の個人的な思考から、なぜトリートメントベースのサロンになり、
それを厳選するまでの過程や、すっぴん髪のヘアケア思考について解説させて頂きました。
髪質というのは、千差万別で必ずしも全ての方々に
この素髪(すっぴん髪)ケアが解決策という事ではございませんが、
多くの髪にお悩みの方々が、素髪ケアで解決なさっていらっしゃいます。
もし貴女様が、ヘアケアに迷走中でいらしたら、
一度シンプルなケア思考に見直されてみるとよろしいかもしれません。
綺麗な髪でお過ごしくださいませ。
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