髪についてのQ&Aと考え方

ツヤを出す事とクセを伸ばす事は、別の事です。

2022年10月30日

当店のブログにご訪問頂きまして、ありがとうございます。

トリートメント剤を使わないヘアケアサロンです。

13年間ヘアケアサロンとして、ヘアカラーや縮毛矯正も
おこなってきたピュアティが、髪に関して解説してまいります。

髪にお悩みがある方は、知ることによって解決へと導くブログとなっております。

どうぞごゆっくりご覧になっていってくださいませ。

ツヤのある髪＝ストレートの髪。と感じらていらっしゃる方は多いと思います。
今回は、多くの方々が混同なさってしまわれている、
髪のクセを伸ばす事と、髪のツヤを出す事の違いを解説させて頂きます。

1- 髪のツヤは髪の表面のキューティクルが整った状態

髪にツヤが出る状態とは、髪の表面のキューティクルが整った状態です。

さらに、髪の中の潤いがある状態ですとベストなのですが、

そうではなくても、実は乾燥した状態でもアイロンやブローでツヤを出す事は可能です。

しかし、くせ毛（髪の毛がまがったりねじれている状態）では、光が乱反射してしまうため

ツヤにはなりませんが、

アイロンやドライヤーの熱で、ストレートにして髪の表面のキューティクルを整えてあげれば、

光は正反射（均等に反射）いたしまして、「髪のツヤ」となります。

つまり、トリートメントは関係なく、縮毛矯正やストレート剤でストレート仕上げになさるか、

一日だけでよろしければ、アイロンかブローで直毛仕上げをなされれば「髪のツヤ」です。

くせ毛の方で、髪にツヤがほしい場合は、なんらかの方法でストレートになさる必要がございます。
（くせ毛のままで、スタイリング剤でのツヤを出す場合を除く）

その時に、どのような方法をとられるかが重要です。

施術前にしっかりと担当美容師さんとご相談なさってくださいませ。

2- 表面的なツヤと、髪の中から潤ったツヤの状態も別の事

ピュアティが、仕上げで何も使わずに、素髪にこだわるのは、

「髪の中からの潤ったツヤ」をご実感して頂くためです。

ヘアオイルやスタイリング剤を髪につけると即座に手触り感とツヤにつながります。

しかし、表面的なツヤになり、髪の本来のツヤではございません。

ヒトは視覚からの直感的に、作られたツヤと髪の中から潤ったツヤとの違いは、

具体的な言葉に言い表されなくても、見ための髪年齢の印象に大きく左右させます。

ピュアティでは、ぜひ、髪本来のツヤで、
常に実年齢マイナス７歳の印象を維持なさって頂きたいと考えております。

3- まとめ

仕上げでツヤを出したり、クセを伸ばす事は、しっかりできますが、

トリートメントで、髪が健康な生えたての髪に蘇る事も、

くせ毛がストレート毛になる事もございません。

一度ダメージしてしまった髪は戻す事はできませんし、

クセを伸ばすには、ストレート剤や縮毛矯正剤が必要です。

施術と目的を、なさる前に一度ご確認なさってみてくださいませ。

美髪の毎日を、当たり前の毎日に。

綺麗な髪でお過ごしくださいませ。

最後までお読み頂きまして、ありがとうございます。

ピュアティがどのような思考の美容室かご興味ある方は、

オーナーの考え方にフォーカスしたこちらのHPもご参考になさってくださいませ。