ヘアカラーについて

ダブルカラーとは

2021年10月4日

当店のブログにご訪問頂きまして、ありがとうございます。

トリートメント剤を使わないヘアケアサロンです。

13年間ヘアケアサロンとして、ヘアカラーや縮毛矯正も
おこなってきたピュアティが、髪に関して解説してまいります。

髪にお悩みがある方は、知ることによって解決へと導くブログとなっております。

どうぞごゆっくりご覧になっていってくださいませ。

ダブルカラーの解説をさせて頂きます。

・２プロセスで行うカラー

ダブルカラーとは、高明度（すごく明るめ）のカラーが無い時代から行われている、

規定の薬剤よりも明るめを求められる時や、

より鮮明な色味を出したい時に使用されている技法です。

１プロセスで、ブリーチ（脱色）を行い髪を明るくして、

２プロセス目で、目的の色を入れる工程となります。

黒髪であればあるほど、通常のカラーでは、色味が映えません。

そこで、なるべく黒の色素を髪に無くす事によって、

目的の色や明るさがそのまま出す事ができます。

・一般的なサロンカラー（アルカリカラー剤）も脱色を同時に行っている

通常のサロンカラーの代表的でもあるのが、アルカリカラー剤です。

アルカリカラー剤は１プロセスですが、１剤と２剤を混ぜる事によって、

このブリーチ（脱色）と染色（発色）を同時に行っております。

では、なぜわざわざ分けて２プロセスにするかと申しますと、

それぞれの工程をわけて行う事によって、

より「明るくできる」

より「鮮明に色を出せる」

効果があるからです。

・ダメージリスクも伴う

このダブルカラーは、髪にとってはリスクがございます。

１プロセス目のブリーチ（脱色）によって色を抜くのですが、

その際に、キューティクルを開き、髪の毛の中の色素を破壊する同時に

内部のタンパク質もダメージを受け流出してしまいます。

２プロセス目で、色を入れる際に、キューティクルが開いてるので、

簡単に目的の色を入れる事ができるのですが、

一度開いたキューティクルは、簡単には閉じる事ができません。

ですので、その後の色抜けも早まり染めたての色を保つ事は難しいです。

それ以上に、一度なくなってしまった髪の毛の内部のタンパク質は、補う事はできません。

それなりのダメージは伴う事も認識いたしましょう。

・まとめ

規定の明るさや、より鮮明な色味を求める時は、

ダブルカラーは、有効です。

だたし、ハイダメージを受けるリスクも大きいので、

その後のケア方法や髪の状態を、担当美容師さんと確認なさってから行いましょう。

残念ながらピュアティではダブルカラーは行っておりませんが、

なさる際のご参考になれれば嬉しいです。

綺麗な髪でお過ごしくださいませ。

最後までお読み頂きまして、ありがとうございます。

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