縮毛矯正について

酸性とアルカリの縮毛矯正の違い

2021年11月12日

当店のブログにご訪問頂きまして、ありがとうございます。

トリートメント剤を使わないヘアケアサロンです。

13年間ヘアケアサロンとして、ヘアカラーや縮毛矯正も
おこなってきたピュアティが、髪に関して解説してまいります。

髪にお悩みがある方は、知ることによって解決へと導くブログとなっております。

どうぞごゆっくりご覧になっていってくださいませ。

今回は、縮毛矯正のお薬である酸性とアルカリ性の薬剤の違いについて解説させて頂きます。

・アルカリ縮毛矯正

お薬のpHがアルカリ性のものを使用する縮毛矯正です。

お薬の反応が早めのため、クセが強めの方に向いてますが、

エイジング毛やカラーダメージが大きい方は、お薬の反応が早すぎてダメージが進行してしまう事もございます。

クセが強めでも、比較的、健康な髪や丈夫な髪の方に向いてます。

・酸性縮毛矯正

お薬のpHが酸性〜中性のものを使用する縮毛矯正です。

アルカリ性のお薬とは逆で、お薬の反応に時間がかかるので、

ハイダメージやエイジング毛で、比較的髪が弱くなっている方でも安心して利用できます。

しかし、お薬の反応に限界もございますので、強めのクセの方はクセを完全に伸ばしきれない場合もございます。

・それぞれのメリットとデメリット

アルカリ矯正

メリット　　

　・クセが強い方はしっかり伸ばせる。
　・酸性よりも少し短時間の施術にできる。

デメリット

　・お薬の時間を置きすぎると、ダメージにつながる。
　・酸性よりも固めの髪質に仕上がりやすい。

酸性矯正　

　

メリット

　　・エイジング毛やダメージ毛の方でも、ダメージが進行しづらい。
　　・アルカリよりも柔らかい髪質になる。

　

デメリット　

　　・アルカリよりもお薬の反応に時間がかかる。
　　・クセが強めの方には、クセを伸ばしきれる限界がある。

・まとめ

アルカリ矯正と酸性矯正のどちらがご自身の髪のクセに向いているのかは、

ご自身で判断されるよりも、ご利用になられているサロンさんにお尋ねされる方が良いです。

各種薬剤メーカーや各サロンさん・美容師さんによって、

お薬のpHのみならず施術方法やご自身の髪の状態によって、どちらが向いているかは違ってまいります。

ピュアティですと、どちらのお薬の場合でも最小限のダメージに抑えるために、

トリートメントケアをベースにおこないながら縮毛矯正を施術いたします。

施術工程も特殊ですので、通常のサロンさんよりも＋１時間弱はかかってしまいますが、

縮毛矯正はとても髪にリスクを伴うメニューですので、時間をかけておこないます。
（※アルカリ矯正は特殊工程ですので、現在オーナーのみのメニューとなります）

ピュアティの縮毛矯正を受けていらしゃる方の割合ですと、

現在、酸性矯正が８割、アルカリ矯正が２割です。

皆様のそれぞれに適した縮毛矯正剤で、快適な髪を手に入れてください。