髪についてのQ&Aと考え方

そもそも美容室でおこなうほとんどの事が、髪をダメージさせてしまう事

2022年12月21日

当店のブログにご訪問頂きまして、ありがとうございます。

トリートメント剤を使わないヘアケアサロンです。

13年間ヘアケアサロンとして、ヘアカラーや縮毛矯正も
おこなってきたピュアティが、髪に関して解説してまいります。

髪にお悩みがある方は、知ることによって解決へと導くブログとなっております。

どうぞごゆっくりご覧になっていってくださいませ。

今回は、美容室で行うほとんどの工程が「髪をダメージさせてしまう」という内容に関しまして、
美容室が解説させて頂きます。

1- ○○以外は、多かれ少なかれ髪のダメージにつながります。

美容室での仕上がりをご想像されますと、

どう考えても髪が綺麗になってる（良くなってる）ようにしか見えませんが、

実は、多くの施術がダメージを行うものです。

・薬剤メニュー（カラー・縮毛矯正・パーマ）にケミカルダメージゼロはございません。

・カットに切れ味の悪いハサミやレザーを使用すると、切り口から乾燥・枝毛の原因になります。

・シャンプーは、そもそも界面活性剤を使用して、髪に摩擦が起こります。

・タオルドライは、髪の水分を取るには必須ですが、摩擦ダメージも伴います。

・コーミング、ブラッシングは、絡みをとるには必須ですが、ダイレクトに摩擦ダメージです。

・どんなに良いドライヤー、アイロン、コテでも、１００℃以上の熱ダメージです。

などなど、、でございます。

それらの工程に対して、髪に一切のダメージを与えないものとなりますと、

成分にもよりますが、「トリートメント」や「ヘッドスパ」などになります。

圧倒的に、ダメージを与えない施術のほうが少ないです。

2- どれだけ最小限のダメージに抑えられるかが決め手

そんなにダメージをしてしまう施術だらけで、

「トリートメント」や「ヘッドスパ」以外は、ダメージをしてしまうとなれば、

どうすればよろしいのでしょうか？

「トリートメント」や「ヘッドスパ」以外は、

少なからず「ダメージを与える施術」という認識で、

お客様も美容師側も共有できる事が大切です。

そして、「いかに最小限のダメージで施術を行えるか」

という事が最重要です。

ピュアティでは、ダメージを起こさないものをメインに施術を行いたい。
という想いから、少し変わったメニュー構成でして、
メインメニューは、「トリートメント」と「ヘッドスパ」です。

3- まとめ

完全にダメージゼロの薬剤もドライヤーもアイロンもございません。

もちろんダメージの度合いは、その製品によって違いはございますが、

「いたまない」「どんどん良くなる」はございません。

トリートメントでさえ、今以上にダメージの進行をさせないという事が、

効果といたしましては限界です。

一度いたんだ髪は、蘇ったように見せる事はできても、

蘇る事はできません。

サロンケア・サロン施術・ホームケア共に、

「いかに最小限のダメージに抑えた毎日の積み重ね」

を意識なさる事ができるかに尽きます。