当店のブログにご訪問頂きまして、ありがとうございます。
トリートメント剤を使わないヘアケアサロンです。
13年間ヘアケアサロンとして、ヘアカラーや縮毛矯正も
おこなってきたピュアティが、髪に関して解説してまいります。
髪にお悩みがある方は、知ることによって解決へと導くブログとなっております。
どうぞごゆっくりご覧になっていってくださいませ。
美髪系サロンを選ばれる時のポイント4選を解説させて頂きます。
1|薬剤で浸透させるの?
「浸透させる」という事は、髪の状態や状況によって違ってはまいりますが、
本当に簡単にはいかないです。
1-1|髪やお肌に浸透させる
「奥まで浸透」という文言は、昔からかなり目にするキャッチフレーズです。
(経皮吸収の話は、ここでは控えておきます)
本来、皮膚も髪も外からの外敵から身体を守る構造となっておりますので、
簡単に(ではないかもですが)いろんなものが入り込んでしまっても逆に大変です。
ですので、そんなに簡単には浸透できません。
(医薬品成分は、一定の浸透力がございます)
髪に関しても、薬剤成分(ヘアカラー剤・パーマ剤・縮毛矯正剤など)は、
一定の浸透力がございます。ですので、カラリングやパーマで変化を与えられます。
ですので、肌なら医薬品または一部の医薬部外品、
髪なら医薬部外品と一部の化粧品、などが浸透できるものです。
1-2|ヘアカラーの浸透力を利用する必要性。
薬剤の浸透力は、間違いなく抜群ですので、
それを利用しない手はない。という事で、
ヘアカラー剤にトリートメント剤を混ぜる事によって、
トリートメントメニューとされているメーカーもございます。
ヘアカラー専門店でしたら、非常によろしいシステムでございます。
しかし、ヘアカラー以外にも通常メニューでおこなっているサロンさんで、
100%のお客様が、ヘアカラーを行なうわけではないのに、
そのシステムを行なうと、ヘアカラーがご希望ではないお客様に
トリートメントのためにヘアカラーをおこないましょう!
と、オススメしないといけない事となります。。。。
そして、どんなにケア剤をヘアカラー剤に混合したとしても、
完全にいたまない薬剤は存在いたしません。
ケア剤を混ぜたところで、ダメージが軽減される程度です。
ピュアティでも、薬剤メニューの方々には、薬剤にケア剤を混ぜて、
ダメージを緩和させます。
しかし、薬剤に完全なダメージゼロはございません。
そして、ヘアカラーの浸透を利用したトリートメントシステムの場合は、
ほぼ毛先までトリートメントを浸透させるために、毛先までヘアカラーを行う傾向にあります。
いたまない薬剤や、完全にダメージをゼロにできるケア剤もございません。
いつまでも毛先までキレイな髪は、手に入れられないという事になります。。。。
トリートメントを浸透させるために、ヘアカラーをおこなう時点で、本末転倒です。
ヘアカラーをご希望になっていらしたらまだしも、
そうでない場合。
例えるならば、
パスタ屋さんで、
カルボナーラを食べたいだけなのに、
「カルボナーラの本当の美味しさを知るには、マルゲリータピザを食べないと意味がありません」
という理論ほど矛盾しております。
2|最低30分の初回カウンセリング
初めてのご来店の時のカウンセリングは、とっても大切です。
2-1|ご自身の今の悩みをぶつける
せっかく「キレイな髪」になろうとお考えで、初めての美容室にトライされたのに、
中にはご遠慮されて、普段悩まれている内容の半分もお伝えなされてない方もいらっしゃいます。
ただでさえ、初めての美容室は緊張されていらっしゃると思います。
その状態で、初めての担当美容師さんに面と向かって、
詳細まで事細かく現状やご希望をお伝えするというのは、
皆さまにとっては、相当難しい事ではないでしょうか?
では、どのようにすればよろしいのでしょうか。
メモです。
ご自身の髪のお悩みを普段の生活の中で、
一番ご実感される時は、「髪を実際いじっていらっしゃる時」です。
その時に、上手く行かない事、嫌だなと思われること
その他、日中でも鏡を見て気になられた瞬間に、
携帯メモにご自身で思い出せるワードで入れておいてみると忘れません。
(ご面倒ですが、お買い物のメモと同じで、お店に行くと忘れるパターンが多いです)
覚えておける自信がある方は、もちろんメモの必要はございませんが、
美容室に実際にご来店される前に、ご自身の髪のお悩みを頭の中で整理なさっておくと、
スムーズに担当美容師さんに高確率でお伝えできます。
そして、いざ、担当の美容師さんにご自身の普段思う髪のお悩みをぶつけてみましょう。
ご遠慮も緊張もいりません、
すべて伺った上で、どこまでができて、どこまでができない事か、
条件を変えて行くことによってできる事はどこまでなのか、など
それをお伝えさせて頂くのも、普段のお悩みをしっかりと伺わないと
お伝えができません。
ご遠慮なく、お伝えしていきましょう!
2-2|10分では終われない
他のサロンさんはわかりませんが、わたくし(オーナー)の前職のサロンでは、
カウンセリングでかけられる時間のMAXが約10分程度でした。
完全予約でもマンツーマンでもなかったので、それ以上かけると、
次のお客様をお待たせしてしまう事になってしまうので、初回の方でもせいぜい10分までです。
そういたしますと、「今日なさりたいことと、ご希望のヘアスタイル」をうかがうのが精一杯です。
普段のお悩みや、それに対する解決策のご説明など、これらをうかがうだけで、10分が越えます。
つまり、スタイリングやデザイン重視で、当日に行なう事がメインでしたら、
10分ぐらいのカウンセリングで大丈夫なのですが、
現状の髪のお悩みや、これから髪質を変えて行くご相談になってきますと、
10分程度のカウセリングでは不可能となってきますので、
しっかりとカウンセリングに時間をかけてくださるサロンさんを選びましょう。
ピュアティでは、通常の10分程度のカウンセリングに限界を感じておりましたので、
初回のカウンセリングは、最低でも30分、長ければ1時間をかけてカウンセリングをさせて頂きます。
例えば、カットとカラーの施術を合わせますと、初回は約4時間となります。
大きな時間を頂く形になりますが、
初回は、ご自身でもピュアティの考え方なども含めて、ご確認して頂ければと思います。
皆さま、お忙しいと思いますので、事前にカウンセリングのみにも現在のところ、お応えさせて頂いております。
無料カウンセリングですので、「ピュアティに考え方や雰囲気が合わないな」と感じられたら、
施術のご予約はなさらずでOKでございます。
お忙しい方は、ぜひ無料カウンセリングも活用なさってくださいませ。
3|クセは伸びるの?
美髪メニューでクセは伸びるのかどうかをご確認いたしましょう。
3-1|くせは伸びた方がツヤが出る
くせ毛と直毛では、どちらがツヤがでるのかと考えますと、
ご存知の通り「直毛」でございます。
くせ毛やパーマの「表面のキューティクルが曲がりやねじれのある状態」ですと、
スタイリング剤やヘアオイルでの光沢を出さない限り、
表面のキューティクルのねじれによる光の乱反射により、ツヤを失います。
直毛は、表面のキューティクルの面が整っているので、
均一な光の反射で「ツヤ」となります。
どんなにタンパク質量や水分量が満ち足りていたとしても、
くせ毛やパーマですと、スタイリング剤やヘアオイル無しでは、
ストレートほどツヤが出ないのは、
髪の中の状態以上に、「表面のキューティクルが整っていないから」です。
逆に、どんなにハイダメージの髪(ブリーチやエイジング毛など)でも、
ストレートアイロンをおこなう事で一時的なツヤを得ることができるのは、
表面のキューティクルが整うからです。
3-2|クセが伸びる=良いトリートメントとも限らない
ツヤを出せるなら、トリートメントと同時にクセも伸びた方が良い。
と思われるのですが、
「クセが伸びるのは、薬剤の力」
のみです。トリートメントの力ではございません。
つまり、「クセが伸びます」という場合は、「トリートメントのみではない」という事です。
熱系のトリートメントでも、クセが伸びる場合は、微量なりとも薬剤が配合となります。
(例外として、直毛の方で、ダメージが理由でくせ毛のような状態になられている場合は、トリートメントのみで落ち着きます)
「トリートメントのつもりでおこなったのが、逆にダメージを起こした」というような場合は、
薬剤が配合されている理由からになります。
ですので、基本的に
「トリートメントでは癖毛のクセが直毛になることはない」
と認識なさってください。
くせ毛の方が、
「毎日ドライヤーで乾かすだけで、ストレートになっていたい」場合は、縮毛矯正しかございません。
「一時的にでもストレートになりたい」場合は、
ドライヤーでのブローかストレートのヘアアイロンで癖を伸ばせれば可能ですが、
髪を濡らしたら、くせ毛に戻ります。
くせ毛がストレートになる方が、ツヤは出ますし、手触りはサラサラです。
しかし、トリートメントだけでクセが伸びるといたしましたら、
それはトリートメントだけではなく、薬剤も配合ということになります。
クセを伸ばしたいのでしたら、縮毛矯正を選ばれた方が懸命です。
クセは伸びなくても、髪質(髪の中のコンディション)を向上させて、良くしたいのでしたら、
ストレートにとらわれず、良質なトリートメントを選びましょう。
4|ストレートアイロン仕上げなのかどうか
最後の仕上げでストレートアイロンを使用するとツヤツヤ・サラサラです。
4-1|最強のストレートアイロン仕上げ
最後にストレートアイロンを使った仕上げを行なう理由として、
熱系のトリートメントでは、成分を定着させるため、
コーティング系のトリートメントでは、有効成分を逃さないため、
などの理由でおこなう事が多いです。
しかし、熱系の成分定着でしたら薬剤となりますし、
コーティング系の有効成分閉じ込めるでしたら、
水分吸収をしづらくして素髪(本来の髪の状態)からは遠のきます。
そして、それ以上に、先述させて頂いた通り、
ストレートアイロンで仕上げれば、
ツヤツヤ・サラサラは確定となります。
ピュアティの場合、くせ毛の方でストレート仕上げのご希望の場合、
ドライヤーでのブロードライ仕上げまでさせて頂いております。
4-2|いたまないアイロンも存在しない
いたまないアイロンということ自体、ピュアティでは2021年の段階では存在しないと考えてます。
以前の記事で、アイロンの事に関して書かせて頂きました。
記事内でも書かせて頂いた通りでして、
仮にいたまないといえるとしたら、
お肌も火傷(タンパク質変性)を起こさなくて済むアイロンです。
おおよそ50〜60℃ぐらいまでが限界です。
そのぐらいの温度ですと、髪のクセは熱変性がさほどおきませんので、
よほど弱めのクセの方でないと、くせ毛はほとんど伸ばせません。
つまり、アイロンとしての役目を果たせないので、全くいたまないアイロンは作れません。
5|美髪系サロン選びで失敗しないためのまとめ
・薬剤で髪に浸透させるのか
・初回のカウンセリングでしっかりとご相談できるか
・クセを伸ばすために薬剤が配合されていないか
・仕上げはストレートアイロン使用か
などをご確認なさると、今までうかがってきた事例から失敗は少ないと思います。
同時に、髪質の改善をなさりたいのか、ストレートになさりたいのか、
をはっきりとわけてご確認されるとよろしいと思います。
※熱系トリートメントやアイロン仕上げを否定しているわけではなく、
どんなものでもご自身の髪に合っていれば、それがベストケアだと考えてください。
綺麗な髪でお過ごしくださいませ。
最後までお読み頂きまして、ありがとうございます。
ピュアティのヘアケア方法にご興味ある方は、
こちらの記事もご確認くださいませ。
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