一般的なヘアケア方法について

ヘアケアに関する勘違い３選

2022年11月6日

当店のブログにご訪問頂きまして、ありがとうございます。

トリートメント剤を使わないヘアケアサロンです。

13年間ヘアケアサロンとして、ヘアカラーや縮毛矯正も
おこなってきたピュアティが、髪に関して解説してまいります。

髪にお悩みがある方は、知ることによって解決へと導くブログとなっております。

どうぞごゆっくりご覧になっていってくださいませ。

今回は、ヘアケアサロンなのでよくお尋ねされるのですが、
世間一般的に勘違いされてしまっているイメージを解説させて頂きます。

1- トリートメントで髪はよみがえる

ブログでは、おそらく数百回はお伝えさせて頂いております。

数多のメーカーのサロントリートメントを試してきましたが、

そもそも生えている髪の毛が「死細胞」である以上、

何を使用いたしましても、

一度ダメージしてしまった髪の毛は、

生えたての元気な健康な髪に戻る事はできません。

どんな高分子のタンパク質成分でも、

浸透できたといたしましても穴埋めにしかなりません。

表面のキューティクルを擬似的に作ったものは、

一時的なコーティングでしかございません。

健康な髪に戻す事ができないからこそ、

なるべくダメージしないように、１ヶ月１cm根元から生える髪を

元気に伸ばすしか方法はございません。

2- やればやるほど髪が良くなるお薬がある

ヘアカラーや縮毛矯正のお薬にこだわるのは、とても大切です。

しかし、どんなに良いお薬でも、

完全にダメージがゼロのお薬は存在いたしません。

むしろ、「やればやるほど髪が良くなる」というお薬はもっと不可能な事となります。

髪の中の形状を変えたり（縮毛矯正・パーマ）、

髪の中の色を変える（ヘアカラー）などの時点で、

どうしてもケミカルの力が必要となります。

ですので、「完全にダメージゼロ」の縮毛矯正やカラーは無い。

とお考えが間違いは無い思います。

3- 何かをつけて髪を守らないと髪は傷む

何かをつけてアイロンやドライヤーの熱から髪を守らないと、

髪はいたんでしまう。という考え方も、

昔からございますが、

髪自体をしっかりと水分量を上げた状態でいられれば、

乾燥や熱ダメージに耐えられます。

それ以上に、髪の表面にオイルやコーティング成分を乗せた状態で、

アイロンやドライヤーで加熱させる事によって、

髪に油やコーティング剤がこびりつき、

シャンプーでも落としきれず、

逆に乾燥・酸化原因になってしまう方が、

髪にとってはダメージにつながります。

4-まとめ

一般ユーザーの皆様にとっては、

少し意外なヘアケアの誤解となる３つだったかもしれませんが、

もし、これらの事が本当に起きていたといたしましたら、

皆様も私達美容師も、こんなに何十年もヘアダメージで苦労なさってないはずです。

でも、解決できていないという事は、

上記の事柄は実現できてないという事になります。

これらの事を踏まえて、ご自身の髪の施術をおこなって頂くだけでも、

髪は変わってくると思います。

美髪の毎日を、当たり前の毎日に。

綺麗な髪でお過ごしくださいませ。

最後までお読み頂きまして、ありがとうございます。

ピュアティがどのような思考の美容室かご興味頂けましたら、

オーナーの考え方にフォーカスしたこちらのHPもご参考になさってくださいませ。