ピュアティのヘアケア方法について

トリートメント剤が無い理由

2021年6月17日

当店のブログにご訪問頂きまして、ありがとうございます。

トリートメント剤を使わないヘアケアサロンです。

13年間ヘアケアサロンとして、ヘアカラーや縮毛矯正も
おこなってきたピュアティが、髪に関して解説してまいります。

髪にお悩みがある方は、知ることによって解決へと導くブログとなっております。

どうぞごゆっくりご覧になっていってくださいませ。

この記事では、ピュアティに

なぜトリートメント剤が無いのか？

という事に関して解説させて頂きます。

少し専門的なお話になってしまうかもしれませんが、

よろしければお読みくださいませ。

・すっぴん髪ゆえにトリートメント剤、不要

以前に、「素髪」について解説させて頂いた記事でも

「皆様の素髪の理由」

なぜ「素髪」（すっぴん髪）なのか

や

「素髪の工程」

素髪ヘアケアと保湿工程を考えてみましょう！

これらの記事で

お伝えさせて頂きましたが、

一般的に言う

「シャンプー後に使用するトリートメント剤」

がございません。

・一般的なトリートメント剤との併用は、相乗効果にならない

一般的なトリートメント剤は、大きく分けると２種類になります。

ひとつは、「コーティング重視のもの」

もうひとつは、「タンパク質成分が重視のもの」

の２つです。

ピュアティのケア場合、このどちらでもないので、

残念ながらどちらとも相性が合わないです。

　・コーティング系の場合

こちらは、何度もいろんな場所で、お伝えさせて頂いてますが、

普段の髪に対しての浸透力を低下させやすくなってしまいます。

ラジオ出演の時にも、お伝えさせて頂きました。

コーティングすればするほど、

水分量を保持しにくい環境となってしまいます。

　・タンパク質成分が重視のもの

こちらは、髪の主成分がタンパク質ですので、

「タンパク質を外から補充する」

という形も多いのですが、

以前からも、ピュアティのケア含めて、

いくらダメージの「穴埋め」をしても、

髪は元通りにはならない。
（※髪は生きている細胞でないから）

という現実は、変わりません。

ハリやコシを出すには、粒を小さくして、

少しでもダメージの「穴埋め」をできた方が良いのかもしれません。

しかし、ピュアティのケアの場合、

「髪の化粧水」を使用して水分量を上げます。

その髪の化粧水の特徴としてあるのが、

イオンバランスの違いを利用して、

「髪のタンパク質に吸着させる」

という特徴がございます。

動画のイメージではこちらです。

そこに、髪本来、以外のタンパク質が存在してしまうと、

そちらに吸着させてしまいます。

できるなら、元々の髪自身の内部のタンパク質に直接保水したいのです。

以上が、一般的なトリートメント剤を併用しない理由です。

・まとめ

シャンプー後の一般的なトリートメント剤を併用しない理由は、

・コーティング系だと、浸透させにくい状況になりやすい

・タンパク質系（内部浸透系）だと、そのトリートメント剤のタンパク質に吸着してしまう

という２点でした。

ここまでお伝えさせて頂きながらですが、

どのケア方法だとしても、「今のご自身のケアで髪がベストな状態」でしたら、

それがベストだと思います。

髪はおひとりとして、全てが同じ状況・状態はないです。

読んでいただいている皆様の髪が綺麗でいれる事を願います。

最後までお読み頂きまして、ありがとうございます。