ヘアケアトリートメント

トリートメントとクセの伸び

2021年10月5日

当店のブログにご訪問頂きまして、ありがとうございます。

トリートメント剤を使わないヘアケアサロンです。

13年間ヘアケアサロンとして、ヘアカラーや縮毛矯正も
おこなってきたピュアティが、髪に関して解説してまいります。

髪にお悩みがある方は、知ることによって解決へと導くブログとなっております。

どうぞごゆっくりご覧になっていってくださいませ。

こんにちは、ピュアティの伊藤です。

以前にこのような記事を書かせて頂きました。

トリートメントでクセは伸びません。

改めて、トリートメントだけでは、クセは伸びない事の解説をさせて頂きます。

・トリートメントでクセは伸びません

このブログでは、何度もお伝えさせて頂いておりますが、

基本的にトリートメントで髪のクセは伸びません。

すぐに縮毛矯正でクセを伸ばすのは、簡単な事かもしれません。

しかし、「全くいたまない縮毛矯正」は存在いたしません。

薬剤に頼る前に、ご自身の今の髪のままでベストな状態になさる事からが、

ごまかしや一時的なものではない、本当の美髪への一歩となります。

ですので、初回のご来店では、

まずトリートメント（ご希望の場合は頭皮スパも可能）を体験なさってくださいませ。

・トリートメントは本来土台作り

トリートメントで、髪が治る・ツヤが出る・クセが収まるなどではなく、

本来、トリートメントは髪の土台（ベース）作りです。

しかし、お肌でいう所の土台＝（メイクの）ファンデーション、というような位置づけになってしまっております。

ファンデーションをいくら綺麗にのせても、「肌が蘇った」「肌にハリがでた」と感じるのは、

その場の見た目の話で、肌本来が蘇ったわけではありません。

しかし、髪の場合はファンデーションのようにコーテイングをして、

髪が蘇ったように感じられてしまっているのが起きている現状です。

これでは、いつまでたってもご自身の髪が真からきれいになったと感じる事ができなくなってしまいます。

・お肌の基礎化粧と同じ

「トリートメント＝土台作り」と申しましたが、

お肌で言う所のファンデーションではなく、「髪の基礎化粧」というのが本来のスタンスです。

ですので、その場の瞬間に激変という事は起きません。

しかし、基礎化粧同様に、積み重ねていく度に、髪のベースがしっかりして、

柔らかく扱いやすいけれども、ダメージしにくい健康的な髪に近づけられます。

今回のお客様は、初めてのご来店で、しばらく縮毛矯正をお休みされていらっしゃったそうです。

初ご来店時

髪のクレンジング後

素髪の状態に近づきます。

髪のクレンジング＋メンテナンスケア＋ツヤ髪カラー
施術後。

乾かすだけですと、クセはそのまま出ます。

ブロー仕上げご希望でしたのでブローでクセは伸ばしました。
（ピュアティでは、ストレートアイロン仕上げはいたしません）

トリートメント剤、ヘアオイル、スタイリング剤など一切不使用の

すっぴん髪仕上げが、ピュアティの基本です。何もつけません。

このブログでご紹介させて頂いている皆様は、

一切何も仕上げでつけない素髪仕上げです。

・まとめ

トリートメントと同時にクセも伸ばすことができるサロンケアが増えておりますが、

ピュアティでは、皆様のメニューご選択に迷われないように、

髪の土台作り＝トリートメント（メインメニュー）

クセを伸ばす＝縮毛矯正（オプションメニュー）

と、はっきり目的を分けております。

メインメニューはトリートメントですので、オプションである縮毛矯正を行う時も、

同時に土台作りであるトリートメントを行っていきます。

しかし、完全にダメージをゼロにできるわけではございません。

同時に行うことによって、ベストな髪の状態にしてから、最小限のダメージにおさえます。

いたまない薬剤がないからこそ、この順番の考え方が非常に大切になってまいります。

トリートメントメニューと縮毛矯正を迷われた時は、ご参考になさって頂ければ嬉しいです。