ヘアカラーについて

おしゃれ染めと白髪染めの違い

2021年10月5日

当店のブログにご訪問頂きまして、ありがとうございます。

トリートメント剤を使わないヘアケアサロンです。

13年間ヘアケアサロンとして、ヘアカラーや縮毛矯正も
おこなってきたピュアティが、髪に関して解説してまいります。

髪にお悩みがある方は、知ることによって解決へと導くブログとなっております。

どうぞごゆっくりご覧になっていってくださいませ。

今回は、サロンカラーの代表的なカラー剤である

アルカリカラー剤のおしゃれ染めと白髪染めの違いについての解説です。

・おしゃれ染め（ファッションカラー）

黒髪に行うヘアカラーで、明るさと共に、

明るくなればなるほど、色味を楽しむ事ができます。

黒髪〜金髪までの明るさと、赤・青・黄の色の三原色を混ぜる事によって、

ほとんどの色味を含ませる事ができます。

髪の明るさが明るくなるほど、ダメージリスクは高くなります。

一般的には、８〜９トーン以上になると、ダメージになりやすくなります。

私達黒髪のアジア人にとっては、黒のベースの色をなくさないと、

「明るさ」や「色味」を出す事ができないので、宿命となります。

・白髪染め（グレイカラー）

白髪を染めるためのカラーですが、アルカリカラー剤としては、

お薬自体はおしゃれ染めとほぼ変わりません。
（グレイカラー専用のお薬はございますが、おしゃれ染めよりも色素を多めの設定にしてあります）

おしゃれ染めとの大きな違いは、塗り方・置き時間などもございますが、

一番の大きな違いは、「明るさの範囲」です。

一般的に白髪染めで、白髪が染まる範囲は、９トーンまでと言われております。

それ以上の明るさは、お薬自体の色素が少なくなってしまうので、

白髪にどうしても染まりきらなくなってしまいます。

ですので、メーカーによっては多少違いもございますが、

おおよそ９トーンぐらいが白髪染めの限界とされております。

・人生で一番長く付き合うのは白髪染め

これは個人差がございますが、多くの方々は、３０代〜４０代以上で白髪が出始めます。

その際に、そのままになさる方は１割にも至りません。ほとんどの方は、白髪染めをなさります。

３０代から白髪染めが始まったとして、人生１００年時代と現実的になってきております。

そうなりますと、人生の６〜７割、白髪染めをなさる事になります。

幸いな事に白髪が出ない方や、

白髪をそのまま受け入れるという方は、

もちろん白髪染めとは無縁ですが、大半の方は白髪染めと共に歩む事になります。

いかに白髪染めになったご年齢のときに、

頭皮や髪にダメージレスな白髪染めを続けていかれるかが、

綺麗な髪を保てる人生になれるかに直結する事がご想定できることだと思います。

・まとめ

ファッションカラーは、明るさに限界はございませんが、

白髪染めは、９トーンぐらいが白髪染めの明るさの限界です。
（ハイライトやバレイヤージュなどの特殊カラーの明るさは除きます）

そして、白髪染めが人生の半分以上つきあっていく薬剤メニュになる事が多いです。

一番長く定期的に行うお薬だからこそ、毎日の髪の状況に与える影響力が大きいです。

ホームカラーの方でも、数回に１回はサロンカラーにするなど、

サロンカラーの方はよりダメージを少なくするホームケアなど、

長い目で白髪染めと向き合っていって頂ければと思います。

ご参考になれば幸いです。

綺麗な髪でお過ごしくださいませ。

最後までお読み頂きまして、ありがとうございます。

ピュアティのヘアケア方法にご興味ある方は、
こちらの記事もご確認くださいませ。