縮毛矯正について

縮毛矯正の大切な工程のひとつ「くせ毛診断」

2021年10月20日

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どうぞごゆっくりご覧になっていってくださいませ。

今回は、縮毛矯正の大切な工程のひとつである「くせ毛の診断」について解説させて頂きます。

・クセの種類は４つ

髪の毛のくせ毛タイプは大きく分けると４種類です。

その他にも後天的なもの（体質変化や加齢による変化など）もございますが、

一般的に言われるくせ毛のタイプとなります。

・波状毛

均一的な波を打つようなくせ毛。

規則的なクセの出方で、日本人には最も多いタイプのくせ毛です。

クセの強さにもよりますが、

ブローやアイロンなどでクセを取るには一番とりやすいクセの種類になります。

・捻転毛

「曲がり」クセよりも、「ねじれ」のクセです。

クセをとる場合、「曲がり」よりもこの「ねじれ」の方が手間がかかりますが、

「ねじれ」がとれるかどうかで、ツヤの度合いも違ってきます。

こちらもクセの強さにもよりますが、しっかりと「ねじれ」をとるには

アイロンが必要になります。

日本人では、２番目に多いクセのタイプです。

・縮毛

いわゆる縮毛矯正の名前で使われている「縮毛」です。

黒人の方に多くみられる、

髪の重みでのボリュームダウンもほぼ起こらない状態に近い

縮れている状態のようなくせ毛です。

このようなクセの強さでも、ブラシやアイロンで挟む長さがあればクセの伸ばせるので、

縮毛矯正という名前になりました。

ヘアスタイルとして行いたい形がある場合、

縮毛の方は、縮毛矯正が必要になります。

・連珠毛

数珠（じゅず）がつながるような、不均一な太さでゆがむクセのタイプです。

毛根での均一な髪の毛の太さが作られないために起こるクセで、

投薬や治療などの影響で起こる場合もございます。

稀なタイプのくせ毛で、縮毛矯正でもクセとしての

髪の太さを完全に均一化するのは残念ながら不可能となります。

・混在毛の方がほとんど

４種類のくせ毛のタイプをご紹介させて頂きましたが、

実は、１種類のくせ毛タイプではない方が半分以上です。

一番多いのが、波状毛と捻転毛の混在です。

部分的に縮毛が混ざる場合もございますが、

大方の場合は、

波状毛＋捻転毛のパターンです。

エイジング毛になると共に、捻転の度合いが強くなる傾向も見られます。

・まとめ

「曲がり」と「ねじれ」。この重なりが、くせ毛で髪が落ち着かない理由となります。

混在の場合、完全に縮毛矯正時のお薬を塗り分けるのは不可能ですが、

くせ毛のタイプで、お薬の選定の指標となります。

髪のクセのタイプも変わる場合もございますので、

今の現状のご自身のクセがどのようなタイプなのか、

ご確認をなさっていて良いかもしれません。

綺麗な髪でお過ごしくださいませ。

最後までお読み頂きまして、ありがとうございます。

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