ヘアケアトリートメント

カラーをやめていくご選択

2021年9月10日

当店のブログにご訪問頂きまして、ありがとうございます。

トリートメント剤を使わないヘアケアサロンです。

13年間ヘアケアサロンとして、ヘアカラーや縮毛矯正も
おこなってきたピュアティが、髪に関して解説してまいります。

髪にお悩みがある方は、知ることによって解決へと導くブログとなっております。

どうぞごゆっくりご覧になっていってくださいませ。

こんにちは、ピュアティの伊藤です。

今回は、カラーを止めていく場合の解説です。

・しばらくは境目を受け入れる

なんらかの理由で、いざ「カラーをやめていこう！」と思われた場合、

カラーをなさっている頻度と明るさにもよりますが、

多かれ少なかれカラーをなさった部分と自毛の部分の

境目を受け入れるという期間が必要になってまいります。

カラーを行っている部分を自毛と同じ色や明るさに染めてしまうとしても、

その後の色落ちが全く起こらないという事も少ないです。

そうなると、やはり多少なりとも境目は出てきます。

完全に染めた部分を切って無くすまでは、

しばらく境目のある時期を乗り越える時期が必要です。

・ダメージ回避なら伸ばしながらカットしていく

今回のお客様は、髪は多めでも、

細く、乾燥しやすいので、カラーダメージを受けやすい髪質でいらっしゃいます。

幸い白髪の問題はさほどなく、自毛との境目の時期を乗り越えていかれる事となります。

とてもダメージしやすい髪質でいらっしゃるのをご自身でもご実感されていらっしゃるので、

染めた部分を再び自毛の色に染めたら、色の境目のストレスは減れど、

それ以上のダメージストレスになる可能性があるのをお伝えさせて頂き、

ご自身の中での限界までヘアケアのみでいかれる事になりました。

一度ダメージした部分は、健康毛に戻す事はできません。

それから１年弱の、今回のご来店時。

完全に染めた部分のカットオフまで、折り返し地点という感じです。

ピュアティでのサロンケアの場合、髪の水分量を上げることで、

コンデションのみでなく、色の見え方（深み）も変わってきます。

今回の施術後。
メンテナンスケア

おわかりになるでしょうか。

完全に染めた部分を切り落とせる長さにはなってはいませんが、

髪の毛全体が、保湿・保水されて深みが出た分、

色の明るさの見え方に落ち着きが出ています。

サロンケアと全く同じ量を使用なさるのは難しいですが、

ホームケアも行えれば、この状態をキープできるので、

境目をさほど気にすることなくいけます。

がんばりましょう！

・白髪染めの場合は、ご自身の今の白髪量を受け入れる

今回のお客様は、白髪の問題がなかったので、

境目だけの問題でございましたが、

白髪染めの場合は、境目のみならず、

自毛が生えてくるほど、

ご自身の現在の白髪量を同時に受け入れていかれる事が必要となります。

ご自身のみならず、ご家族や周りの方々にも同時に受け入れていってもらう期間となります。

メンタル的なストレスも伴いますが、

ここ数年で、グレイヘア推奨を行う方々も増え、

皆様それぞれの価値観の形だと思います。

・まとめ

現在、カラーをなさっている方はもちろんでございますが、

多くの方々が、人生で一番長く行うであろう薬剤メニューが、

カラーリングです。

それに対して、長い人生において、どれぐらい行っていかれるのか。

ご自身のその時その時の、白髪も含めた髪色に向き合っていかれるのか。

恐らくこの先もまだまだ、完全にダメージゼロのカラー剤は出てこないと思います。
（１００％草木染めを除きます）

今だけでなく、

長い人生軸で、今の髪色と髪と頭皮への負担を考えながら

行っていかれると良いかもしれません。

綺麗な髪でお過ごしくださいませ。

最後までお読み頂きまして、ありがとうございます。

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