縮毛矯正について

縮毛矯正の大切な工程のひとつ「薬剤選定」

2021年10月21日

当店のブログにご訪問頂きまして、ありがとうございます。

トリートメント剤を使わないヘアケアサロンです。

13年間ヘアケアサロンとして、ヘアカラーや縮毛矯正も
おこなってきたピュアティが、髪に関して解説してまいります。

髪にお悩みがある方は、知ることによって解決へと導くブログとなっております。

どうぞごゆっくりご覧になっていってくださいませ。

今回は、今回は、縮毛矯正の大切な工程のひとつである「薬剤選定」について解説させて頂きます。

・くせ毛の種類と癖毛の強さを判断する

最初に、お客様のクセ毛の種類を判断させて頂き、

同時に癖毛の「強さ」も判断いたします。

※癖毛の種類についてはこちらの記事を参照なさってみてください。

縮毛矯正の大切な工程のひとつ「くせ毛診断」

癖毛の種類は、ほとんどの方が１種類ではなく、混在いたしております。

さらに癖毛の強さも、頭の箇所によって違う方がほとんどです。

場合によっては、癖毛の強さの箇所によってお薬を変える事もございます。

・縮毛矯正のお薬の特徴を踏まえて薬剤選定

肝心なお薬の選定ですが、現在かなり多くの縮毛矯正剤が出回っております。

細かく分けると薬剤の特徴（還元剤・アルカリ度数・チオ関数・pHなど）がございますが、

一番皆様がご理解頂きやすいのが、pHだと思います。

現在の縮毛矯正剤は、お薬によって酸性〜アルカリ性までの幅がございます。

イメージ的には、酸性のお薬が髪にやさしく、

アルカリ性にいくほど髪にダメージを受けやすいという印象ですが、

必ずしもそうではございません。

髪の強さとクセの強さで、「くせをのばす」という事に対して、

「どの程度の薬の強さが必要か」

が、大切になってきます。

ですので、貴女様の今の髪の状態によって、

アルカリの場合もあれば、中性〜酸性の場合もございます。

現在、ピュアティでは、酸性〜アルカリ性までございますが、

ヘアカラーを行っている多くの方は、酸性のお薬をおこなっていらっしゃいます。

・髪の強度に合わせて縮毛矯正のお薬の時間設定

「クセが強い＝お薬を強くする」だけでは、

髪のクセが伸び切らない事もあったり、

髪がダメージしすぎたりいたします。

理由は、クセの強さとは別に、

お薬に耐えられる「髪の強度」が違うからです。

髪の強度によって調整すべき所は、「お薬の置く時間」です。

お薬によって、１５分〜４５分（例外でそれ以上の場合もある）と、

幅が広いのですが、「髪の強度」というのがとても置き時間に影響されます。

ピュアティでは、この置き時間もとても髪に影響を与えますので、

完全マンツーマンで髪の状態を随時チェックいたします。

そのため、ご予約を一日３名までしかお受けできなく、

平均価格よりも少しお高めですが、

とても髪にとって大切な部分ですので、１２０％担当時間を貴女様に注ぎます。