ヘアカラーについて

ヘアカラーの置き時間

2021年10月7日

当店のブログにご訪問頂きまして、ありがとうございます。

トリートメント剤を使わないヘアケアサロンです。

13年間ヘアケアサロンとして、ヘアカラーや縮毛矯正も
おこなってきたピュアティが、髪に関して解説してまいります。

髪にお悩みがある方は、知ることによって解決へと導くブログとなっております。

どうぞごゆっくりご覧になっていってくださいませ。

今回は、ヘアカラー剤の置く時間に関してのご説明です。

・ヘアカラー剤をつけて、「適切な時間」

この「適切な時間」の意味でございますが、

目的や状況によって、「適切な時間」というのがまちまちだから

この時間でOKとは言い切れないのです。

目的というのは、

おしゃれ染めか白髪染めか、

求める明るさがどのぐらいなのか、

新生部だけのリタッチカラーなのか、毛先までフルカラーなのか、

色味はどのぐらいなのか、などです。

状況というのは、

今のご自身の髪が、

元々とても丈夫な髪なのか、ダメージされているのか、

元々の明るさや色味がどうなのか、

染まりやすいのか染まりにくいのか、などです。

この「目的」と「状況」が、複雑に絡み合って、

「適切な時間」は、全く違ってきます。

・カラー剤の置き時間、長すぎ、短すぎ？

ヘアカラーの置く時間が、長すぎると、ご想像の通り、

髪はダメージいたします。

逆に短すぎた場合は、染まりがあまくなります。

では、どうしたらその「適切な時間」を確認できるのかと申しますと、

もし、ホームカラーで、確実に適切な時間で置きたい。

という方は、置いている間に、目立ちにくい所の毛束を小さくひと束をとって、

薬剤を拭き取り、そこだけ水スプレーで濡らしてもう一度拭き取り、

その毛束だけドライヤーで乾かしてください。

その乾いた状態が、その時点での染まり具合の結果です。

私達、美容師ですと、薬剤を拭き取る程度で、仕上がりの明るさや色味を想定できます。

・ヘアカラー剤をつけておおよそ20分前後

これは、本当にこの時間ですべてOKとは言えないのがご理解頂けると思います。

すべての目的と状況を含めて、

大体、どのぐらいが安全といえるのか？

本当にこれは、さまざまな状況を度外視した場合でございますが、

平均的な時間といえるのは、おおよそ２０分ぐらいかと思います。

カラー剤は、１剤と２剤を混ぜる事で、脱色と染色を同時に行うのですが、

完全に同時進行ではございません。

１０分〜１３分程度で、髪のキューティクルを開き元々の色素を脱色、

その後１０分前後で染色。

と考えますと、部分的な塗り分けなどは考えない場合として、

２０分前後が一般的かもしれません。

・まとめ

目的と状況をきちんと考えた場合、

ご自身でホームカラーを

適切に行うのは非常に困難です。

やはりサロンカラーで行うのが、安全といえます。

おおよそ２０分とはお伝えいたしましたが、

ピュアティの場合ですと、平均１６分〜１８分です。

カラー前のケアをする事と、お薬にもケア剤を入れる事によって、

お薬の効能を最小限の時間で発揮する事ができます。

この時短というのは、わずか数分ですが、

毎回の繰り返しで、大きく差はついてきます。

ヘアカラーの置く「時間」にも着目してみると、

髪の毛は違ってくると思います。