髪についてのQ&Aと考え方

「くせ毛」との向き合い方

2021年7月1日

当店のブログにご訪問頂きまして、ありがとうございます。

トリートメント剤を使わないヘアケアサロンです。

13年間ヘアケアサロンとして、ヘアカラーや縮毛矯正も
おこなってきたピュアティが、髪に関して解説してまいります。

髪にお悩みがある方は、知ることによって解決へと導くブログとなっております。

どうぞごゆっくりご覧になっていってくださいませ。

以前、日本人の６〜７割が「くせ毛」とお伝えさせて頂きました。

日本人の６〜７割がクセ毛ということは。。

どうすれば、

ご自身のくせ毛に対して向き合っていかれれるかという事。

これは、当然、正解はございません。

・縮毛矯正の感動

くせ毛の方で、縮毛矯正をなさっていらっしゃる方は、

「はじめて縮毛矯正をなさった時」の感動は、

忘れられないではないでしょうか？

私（オーナー）自身も縮毛矯正が世に出ていない頃から、

クセで悩まされてきました。

初の縮毛矯正ではやはり感動いたしました。あの感動は忘れられません。

しかし、縮毛矯正が世に出て、３０年弱経って、

平成生まれの方には、あって当然の

通常メニュー化となった時代。

逆に、「縮毛矯正をやめていく事はできないのか」

と思われる方も増えてまいりました。

・縮毛矯正をやめていくには

もし、今のご自身のクセを活かしてカットしてくれるサロンや美容師さん、

もしくは、活かせるスタイリング方法やスタイリング剤などがある。

という方は、それがベストだと思います。

それらが、なかなか見つからない場合は、

「髪をしばる生活」に徹する。

という方も多いです。もちろん、しばれる長さは必須ですね。

器用な方は、しばるだけでなく、ヘアアクセを加えて

少しご自身での「アレンジを加えてみる」という方もいらっしゃいます。

ただ、多くの方は、やはりそんな器用にはなかなかできない。

となります。

くせ毛のままでも、せめてツヤでけでもあれば良いのですが。。。

ちなみに、多くの方がクセの度合いがご年齢と共に変化いたします。
（高い確率でクセは強くなる事が多いです）

ずっとしばる生活をなさっていた方や、

ずっと縮毛矯正をなさっていた方は、

久々にご自身のクセの状態をご実感された時は、

「こんなにクセ強くなかった・・・」となる方も多いです。

・くせ毛でもツヤを得るには

「くせ毛でも髪にツヤを出す事はできませんか？」

こちらのご質問を頂く事が多いのですが、

ストレートの髪と同等のツヤを出すというのは、

残念ながらやはり難しいです。。。

理由は、表面のキューティクルの整い加減の違いです。

いかに髪の表面の「面」が整っているかどうかで、

光の反射角度が変わってきますので、均一な面であるほどツヤは出ます。

そのままのアルミホイルと、クシャクシャになったアルミホイルと

キレイに光るのは、そのままのアルミホイルなのと似た状態です。

髪のキューティクルの状況は、もっと複雑ではございますが、

髪の「曲がり」だけではありませんでして「よじれ」もございます。

簡単な例えですと、

４：００過ぎ位からのタオルのご説明だけでもご覧くださいませ。

くせ毛の髪の表面が整っていない状態で、

ストレートの髪と同じツヤを出すという事は、

確かに難しいです。

ただ、何もしない状態よりツヤを出すとすれば、

「スタイリング剤」を活用するしかございません。

ピュアティには「すっぴん髪ケア」を行っているので、

残念ながら、スタイリング剤はございませんが、

一般的なスタイリング剤（オイル・ワックス・バーム・ジェル・ヘアクリームなど）で、

何もつけない状態よりは、ツヤになると思います。

・結局、縮毛矯正をやめれる？

では、最終的に縮毛矯正をやめていけるのか？やめていけないのか？

でございますが、

現在、ピュアティのお客様では、

やめれたお客様は１割、やめれないお客様は９割

となっております。

なかなかやめれる方は少ないです。

カラーの白髪染め同様に、

皆様が、白髪染めをやめてグレイヘアーになされるかと言いますと、

やはり難しいです。

縮毛矯正も、

髪のためには、やめれる方が良いのですが、

これを書いている私（オーナー）自身も、縮毛矯正をやめれません。

・まとめ

「縮毛矯正をやめていきたいのですが、どうすれば良いですか？」

というご質問を多く頂きます。

やめれられば、「髪のため」には良いと思います。
（全くいたまない縮毛矯正はございません）

しかし、実際にやめていける方は１割（当店の場合）であり、

最終的には、

「今、現在のご自身のクセをご自身の中で受け入れる」

事ができるかどうかによります。

ライフスタイルや見た目の印象など、

今のご自身の髪の癖と今一度向き合えると、

お考え方も違ってくるかもしれません。

少しでもストレスのないヘアライフをお祈りいたします。

最後までお読み頂きまして、ありがとうございます。