一般的なヘアケア方法について

髪を伸ばす時の注意点

2021年8月4日

当店のブログにご訪問頂きまして、ありがとうございます。

トリートメント剤を使わないヘアケアサロンです。

13年間ヘアケアサロンとして、ヘアカラーや縮毛矯正も
おこなってきたピュアティが、髪に関して解説してまいります。

髪にお悩みがある方は、知ることによって解決へと導くブログとなっております。

どうぞごゆっくりご覧になっていってくださいませ。

こんにちは、ピュアティの伊藤です。

今回は、綺麗な髪で伸ばしていく時の解説をさせて頂きます。

・切りながら伸ばした方が良い？

「切った方が早く伸びる」説がございます。

「どうなの？」というご質問を頂きますが、

全くもって、「早く伸びる」理由はございません。

毛先にハサミを入れる事で、

髪を作る毛根の中の髪をつくる毛乳頭に何らかの刺激を与え、

毛髪を作るスピードを上げるという事には、

どう考えても物理的に関係はございません。（断言です）

ただし、「綺麗に髪を伸ばす」となりますと、

お答えは違ってまいります。

・綺麗に伸ばすとなれば、「切りながら」一択

少しでも早く伸ばしたいなら、切る事はできないですが、

「毛先まで綺麗な状態で伸ばす」

となると、全く別の話となります。

ヘアケをなさりながら、「根元から綺麗な髪を維持しながら伸ばす」積み重ねは大前提となりますが、

「毛先のバラツキを整える」という事が、毛先まで綺麗な髪には必要となります。

１ヶ月に約１cm、髪の毛は伸びます。（伸びる早さには個人差があります）

人の髪の毛は、全部で１０万本といわれておりますが、

その１０万本の髪の毛は、きれいに数ミリもくるわずに伸びるわけではございません。

それぞれの部位によって伸びる速度が微妙に違い、期間があけばあくほどズレが出てきます。

その「伸びのズレ」が、毛先のバラツキになります。

バラつけばばらつくほど、毛先は絡まりやすくなります。

絡まりやすくなると、毛先の切れ毛・枝毛の発生原因となります。

結果、「毛先まで綺麗な髪」を保つ事ができます。

ですので、「毛先をそろえる程度でもカットで整えながら伸ばす」というのが、

毛先まで綺麗な状態で伸ばすには、大切になります。

・完全リセットしながら伸ばす。

「今まで伸ばそうと思った事もなかった」

というお客様です。

今回のご来店時

ケア前のいたんだ部分の切りながら、ダメージ部分をなくして、

毛先までリセットしきれてから、「伸ばしてみる」という事になりました。

今回メンテナンスケア＋ツヤ髪カラー
施術後

綺麗に伸ばして行きましょう！

・まとめ

一日でも早く、1mmでも早く伸ばす事に集約するには、

カットしないで伸ばす方が当然早いです。

しかし、

「毛先まで綺麗な髪」を保ちながら伸ばす。

となれば、ヘアケアでダメージを最小限して、

カットしながら（切りそろえながら）伸ばすのが大切となりますね。

伸ばしていく時のご参考になれば幸いです。

綺麗な髪でお過ごしくださいませ。

最後までお読み頂きまして、ありがとうございます。

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