そう相談された42歳のお客様の話
「正直に言ってください…」
初回カウンセリングで
最初にそう言われました。
そのお客様は42歳。
セミロングのストレートヘア。
一見、普通に綺麗な髪です。
でも、ご本人はこう言いました。
「最近、髪が急に老けた気がするんです」
毎月白髪染めしているのに、なぜか汚く見える
詳しく聞くと、
・白髪染めは毎月
・美容室トリートメントも毎回
・家ではヘアオイル
・朝はストレートアイロン
きちんとケアしていらっしゃいます。
むしろ一般的には
かなり意識が高い方です。
でも悩みはこうでした。
・ツヤが出ない
・毛先がパサつく
・湿気で広がる
・うねりが強くなった
そして一番ショックだった出来事。
「この前、娘に言われたんです」
「ママ、髪パサパサだね」
悪気のない一言。
でもこれが
一番ショックだったそうです。
「ちゃんとケアしてるのに…」
その気持ちはよく分かります。
実は、
このパターンは本当に多い。
頑張ってケアしている人ほど
髪が難しくなっている。
その理由を説明しました。
問題は“白髪染め”ではありません
まずお伝えしたのは
「白髪染めが悪いわけではない」
ということ。
40代なら
染めるのは普通です。
問題は
白髪染めの後に起きていること
でした。
髪の状態を触ると
すぐ分かりました。
・皮膜の蓄積
・内部乾燥
・水分バランス崩壊
簡単に言うと
外側は重いのに、内側はスカスカ
という状態です。
これが
「ツヤが出ないのにベタつく」
髪の正体です。
「トリートメントしてるのに、なぜ?」
お客様も驚いていました。
「毎回トリートメントしてるのに?」
そう思いますよね。
でも実は
トリートメントの多くは
表面のコーティング
です。
もちろん必要な場合もあります。
でも白髪染めを繰り返した髪は
・内部タンパク質が弱い
・水分保持力が低い
・酸化履歴が残る
この状態。
そこへ
皮膜を重ね続けると
・乾かすとパサつく
・湿気で膨らむ
・オイルが手放せない
という髪になります。
そこでご説明したのが「素髪改善」
お客様は最初、少し不安そうでした。
「白髪染めやめるんですか?」
よく聞かれる質問です。
答えは
やめません。
むしろ
白髪染めと共存するためのケア
です。
やることはシンプル。
・余計な皮膜を外す
・残留アルカリをなくす
・酸化を止める
・水分バランスを戻す
つまり
髪を一度リセットする
というイメージです。
1回目の施術
仕上がりは…
正直に言うと
「劇的ツヤツヤ」
ではありません。
むしろ
「あれ?軽い?」
という感じ。
お客様もこうおっしゃいました。
「なんか髪が柔らかい…」
でもこの時点では
まだ半信半疑です。
2回目の変化
1ヶ月後。
入店してすぐ言われました。
「最近、広がりが減った気がします」
そして
「オイルの量が減りました」
これはかなり良いサイン。
髪が
水分を保てる状態
に戻り始めています。
そして3回目
ここで
はっきり変わりました。
ドライヤー後の髪を見て
お客様が言った言葉。
「え…アイロンしてないですよね?」
していません。
ブローだけです。
毛先のまとまり
ツヤの出方
手触り
全部変わっていました。
「白髪染めしてるのに、この髪?」
お客様が一番驚いたのはここ。
「白髪染めしてるのに、この髪になるんですね」
そうなんです。
実は
白髪染め=髪が汚くなる
ではありません。
問題は
ダメージの積み重ね方
です。
それを整えると
髪はちゃんと応えてくれます。
半年後
今もそのお客様は
白髪染めを続けています。
でも変わったことがあります。
・オイルほぼ使わない
・アイロン回数激減
・湿気でも広がりにくい
そして一番嬉しかった言葉。
「娘に“髪きれいになったね”って言われました」
これが
一番のご褒美かもしれません。
私たちも嬉しいです!
脱白髪染めだけが正解ではない
最近よく聞く
グレイヘア
脱白髪染め
もちろん
それも素敵な選択です。
でも
無理にやる必要はありません。
大事なのは
染めるかどうかではなく
髪の土台を作り上げたうえで、染めるかどうかです
です。
その土台を整えるのが
素髪改善です。
最後に
もしあなたが
・白髪染めをやめられない
・でも髪が弱くなってきた
・昔よりツヤが出ない
と感じているなら
それは
「年齢のせい」
だけではありません。
髪は
扱い方で変わります。
そして
白髪染めを続けながらでも
髪は整えられる。
それを知ってもらえたら
嬉しいです。
