予約・お問い合わせ

カラー剤も大切だけど、塗り方も大事

当店のブログにご訪問頂きまして、ありがとうございます。

トリートメント剤を使わないヘアケアサロンです。

13年間ヘアケアサロンとして、ヘアカラーや縮毛矯正も
おこなってきたピュアティが、髪に関して解説してまいります。

髪にお悩みがある方は、知ることによって解決へと導くブログとなっております。

どうぞごゆっくりご覧になっていってくださいませ。

今回は、カラーリング剤の塗り方も大切というお話をさせて頂きます。


・最小限のダメージに減らすのは、薬だけではないです。

ヘアカラーは、「塗るだけ」とお考えの方もいらっしゃると思いますが、

それならば、ほとんどの方がご自身でも行う事ができます。

大切なのは、「最小限のダメージや頭皮への負担を減らす」事です。

実は、カラー剤は、恐らく皆様が想像なさっている以上に、

髪や頭皮に負担をかけます。



ここで、「ヘナ(草木染め)はやってないんですか?」

というご質問も多くございますが、ここでは薬剤でなく、

「塗り方」のご説明ですので、今回は、割愛させて頂きます。
(「使ってるのも良いお薬なの?」というご質問に対しては、こちらで解説させて頂いております)


・回数・範囲・時間

塗り方のお話に戻します。

ピュアティでは、実は8〜9割の方々が白髪染めです。
(エイジング毛の代表的なお悩みのひとつです)


当然、その方によりますが、頻度は多くなりがちです。

そうしますと、「いかに回数と範囲を減らせるか」

となります。



回数は、その方それぞれ、白髪の出ている位置、量、目立ち方などによって、


気になり度合いのスパンも違ってまいりますので、


回数の減少は難しいところです。


そうなりますと、


「範囲・時間を減らす」という事です。


その理由もあって、


「基本、リタッチ(根本のみのカラー)のみ」


をカラーでお受けさせて頂いております。


そして、

塗り方でございますが、



「根本1mmはずして、塗ります」




「ええ!根本からしっかり染めたいよ!!」


というお声おありかもしれませんが、


いくつかの理由がございます。


・根元をはずす理由

理由① 頭皮もダメージを受ける

髪も薬剤でダメージを受けるように、

頭皮もお肌ですから、ダメージを受けます。

乾燥や頭皮トラブルを起こす原因になる場合もございます。


少しでも薬剤に触れている時間も範囲も少ないに越した事はございますせん。


ピュアティの場合は、薬剤にもケア剤を混ぜてます。


低刺激になるのもございますが、薬剤の反応を早める効果もございます。


染まる最短の時間設定を行なっております。

理由②  薄毛の要因になる場合もある

完全に因果関係のエビデンスはございませんが、

「カラー剤の2液は、薄毛をい加速させる原因になる可能性が高い」

と言われております。


頭皮と同時に毛穴に詰まれば当然に毛根もダメージを受けます。

そうなりますと、やはりなるべく頭皮に

ベッタリとならないにこした事はございません。

理由③ アレルギーがいつ始まるかはわからない

カラー剤のアレルギー反応というのは、

ご自身にも誰にもいつ始まるかはわかりません。



カラーアレルギーに限った事ではございませんが、

全てのアレルギー自体、いつ始まるか?

は、わかりませんよね。

カラーは、生涯で一番多く行う薬剤メニューです。

花粉症なども同じですよね。




アレルギーの仮説のひとつで、

そのアレルゲンに対して、


「使用量が体内のコップがいっぱいになっって、溢れ出してアレルギーが始まる」



という説に対しても、


1回でも頭皮に接触する範囲や回数が少ない方が良い。

という事は言えると思います。

理由④ 白髪が増える原因になる

これが一番大きいかもしれないです。

「薄毛の原因になるかもしれない」説と同様に、

薬剤の2剤(過酸化水素)という薬剤は、

急速に酸化させるお薬です。

だからこそ、髪が染まるのですが、

髪や頭皮も酸化させます。



酸化させる、という事は、


薄毛や白髪という原因のひとつになってしまうという事です。


白髪をなくす(染める)ために行なっている事が、


白髪の要因になってしまう!!


カラー剤のせいだけで、すぐに増えるというわけではございませんが、


原因のひとつになってしまうならば、


やはり少しでも頭皮への接触時間や回数や範囲は減らしたいものです。


以上が、

「根本から1mm外して塗る理由」です。

・なんとか目立つとこだけでも・・・

とはいえ、


「やっぱり染める時は、目立つとこだけでもしっかり根元から染めたいよ〜〜」

というお声、もちろん聞こえます。

ですので、全体の根元(リタッチカラー)を1mmあけて塗り終わった後に、


分け目と生え際の部分だけは、根元からお薬を塗ります。

(最後に塗るのは、最少の時間にとどめるためです)


ところで、「範囲」で考えると、


「ポイントカラーは?」というご質問を頂く事もございますが、

ピュアティでは、行なっておりません。


そちらの理由といたしましては、色のムラとダメージのムラが起こるからです。


基本、全体の根元のみのリタッチカラーで、行わせて頂いております。


いかがでしたでしょうか。


「カラーは、根元からべったり塗れば、しっかり染まって良い」


というだけではない事が、ご理解いただけたのではないでしょうか。


少しでも皆様が、快適にヘアカラーを続けられる事を願います。




最後までありがとうございました。

美容室ピュアティです。
白髪染めや縮毛矯正も優しくケアしながら行うサロンをさいたま市で行なっております。
定期的にお客様の事例や、当店のこだわりをお伝えいたしております。



よろしければ、ご覧になってみてください。