当店のブログにご訪問頂きまして、ありがとうございます。
トリートメント剤を使わないヘアケアサロンです。
13年間ヘアケアサロンとして、ヘアカラーや縮毛矯正も
おこなってきたピュアティが、髪に関して解説してまいります。
髪にお悩みがある方は、知ることによって解決へと導くブログとなっております。
どうぞごゆっくりご覧になっていってくださいませ。
今回は、縮毛矯正の上手に感じる美容室の特徴や共通点を、解説させて頂きます。
1|約5年間で全国の縮毛矯正の講習を受けてきました
もちろんコロナ禍前でございますが、わたくし(オーナー)は約5年間(2013年〜2018年)で、
北海道〜沖縄まで全国の縮毛矯正の講習を受けてまいりました。
回数は、もうわからない状態でしたが、おそらく40回以上は超えていたような気はします。
スタッフは当時もいませんでしたから、お店をいつも閉めるわけにはいきませんので、
当時の定休日の一日、もしくは家族旅行のついでの中の1日で、
行ける限りの講習に行ってまいりました。
(ほとんどが日帰りだったのですが、沖縄の日帰りは家族にも呆れられました笑)
1-1|メーカー講習よりもサロン講習が圧倒的
講習会といいますと、みなさまご想像なさるのは、
薬剤メーカーの講習会のイメージがお有りになるかもしれません。
しかし、わたくし(オーナー)が多く受講させて頂いた講習は、
ほとんどが現場美容師または現場サロンオーナーの方々の講習会でした。
その理由は、圧倒的に現場のリアルな状況での施術のデモストや解説をおこなってくださるからです。
メーカー講習ですと、どうしても机上でしかない部分も感じられます。
縮毛矯正に限らずですが、
現役で同じサロン現場でおこなっている方の直接の講習が一番説得力がございます。
1-2|ストレートの世界の始まり
もともとストレートヘアの仕事は好きだったのですが、
数カ所の縮毛矯正の講習を受けているうちに、自身でもよりストレートの魅力を感じるようになりました。
今では「美髪=ストレート」のイメージの定着ですが、
当時は、さほど美髪をまだ意識されおりませんでした。
「クセを伸ばす」から→「クセを綺麗に伸ばす」という意識が強くなったのは、
2014年頃からです。
1992年頃から始まった縮毛矯正が、
ヘアカラー・パーマと並ぶぐらいに定着化に加速したのがその頃でした。
2|縮毛矯正が「何か」を知る
縮毛矯正がどこのサロンでも一般化していった頃から、
同時に縮毛矯正のトラブルもうかがうようになってまいりました。
2-1|いたまないお薬は無い
採算このブログでも、お伝えさせていただいておりますが、
「いたまないお薬はない」という事実です。
美容業界メーカーでも、販売促進のためにも、
「ダメージレス〜」「ノンダメージ〜」などの耳障りの良い薬剤の発表が増えました。
そのまま美容師やサロン側も受け取って、深く考えずに施術をしてしまい、
ダメージトラブルなどの事故が2015年前後に多かったように感じます。
どんなに良い成分を添加しても、優しいお薬でも、
完全なるダメージゼロのお薬は存在いたしません。
髪の内部の形状を、くせ毛から直毛に変化させるためには、
必ずケミカル(薬品)の力(作用)が必要です。
それだけは、どんなに良いお薬が出てきても、おそらくこれからも変わらない現実です。
2-2|針の穴に糸を通す諸刃の剣
お薬が弱い=クセが伸びない
お薬が強い=ダメージする
この両間の間のベストな範囲をストライクゾーンと言います。
クセが伸びないのもダメージしてしまうのも、どちらも当然NGです。
その両極端の結果が出やすいお薬であるのも縮毛矯正という両刃の剣とも言えるメニューなのです。
もちろん、「クセも伸びて、ダメージもほぼ受けないで済む(ダメージ最小限)」という結果を
美容室サロン側の美容師は、目指します。
しかし、クセが強い方であればあるほど、
ダメージが大きければ大きいほど(いたみやすい髪であればあるほど)、
このストライクゾーンは、どんどん容赦なく狭くなっていきます。
究極は、針の穴に感覚だけで糸を通す世界になってきます。
そして、ついに限界を超えると、ストライクゾーンは無くなります。
その場合、髪のダメージがしっかりと縮毛矯正のお薬に耐えられる状態になられてから、
縮毛矯正をおこないましょうというお伝えになります。
こちらの方は、縮毛矯正ができる状態になられるまでに2年半かかっております。
3|縮毛矯正マニア
全国をかけめぐった縮毛矯正の講習会は、メーカーのインストラクターさんなどではなく、
ほとんどが、現役で現場でサロンワークをおこなっている縮毛矯正の猛者です。
もちろん縮毛矯正専門店の方もいらっしゃいました。
3-1|ほぼオーナーがストレートマニア
縮毛矯正の専門店さんはもちろん、専門店になっていらっしゃらなくても
講師のほとんどの方々は、かなりのストレートマニアです。
「くせ毛の髪の毛を、いかに負担をかけずに、綺麗なストレートに変えられるか」
の一点の目的のために全国から美容師が集まります。
わたしも含め、ほぼ全員がサロンオーナーさんです。
(サロンを閉めてきてしきてしまう時点で、かなり通常より偏った方々です。良い意味です悪口ではございません。)
技術スキルのデモストでは、一挙手一投足の手技を見逃さずに
くらいつくように見入ります。
沖縄講習への日帰りも、頭おかしいとは言われましたが、
(休めないから仕方ないです)
それ以上に、もっとおかしいと感じた方がいました。
デモスト中に使用しているアイロンで、講師の方に
「私の指を(アイロンで)挟んでください!」
とお願いした方がいました。
当然、講師の方は、ONになっているアイロンで人の指を挟むなどという事は、なさいませんでしたが。。
このお願いは、みなさま意味がわからないと思われます。
実は、アイロンのプレスする(挟む)力というのは、
かなり縮毛矯正の結果に大きく左右いたします。
そのプレスの力は人から人に伝えられるものではございません。(挟んで頂くぐらいしか・・。)
だからといって、コンマ数秒で即火傷となるアイロンで、火傷覚悟でそんなオファーする時点で、
ここに全国から集まる時点で、すでにおかしいマニア級の方々(わたくしも含めて)だと感じました。
3-2|終わり無しの職人気質
縮毛矯正の上手なサロンにつながることなのですが、
上記の通り、往々にしてオーナー自身が縮毛矯正マニアです。
朝から晩まで矯正の話をしていられる人たちです。
当然、そのオーナーから作り出されるサロンは、
縮毛矯正にこだわるサロンとなります。
ピュアティに関しましても、縮毛矯正専門店にはいたしませんが、
アルカリの縮毛矯正は、わたくし(オーナー)のみの施術となっております。
しかし、ほとんど9割のくせ毛の方々は酸性矯正で伸ばすことができます。
酸性で伸ばしきれない1割の方々を、アルカリ縮毛矯正でご対応させて頂いております。
4|縮毛矯正の得意なサロンの共通点
前置きが長くなりすぎましたが、縮毛矯正が上手な美容室の共通点です。
サロンの発信内容に触れられていると、
これらの内容が感じられると思います。
4-1|お薬に関して
4-1-1|いたまない薬はないと認識している
再三いわれている事ですが、100%いたまない薬剤は存在しないという事が、
わかっているからこそ、全国どこにでも距離を考えずに
少しでもダメージを抑える方法を模索し続けています。
4-1-2|酸性縮毛矯正を神薬剤的には考えない
酸性の縮毛矯正剤は、7年前ほどから一般化してきたお薬で、
正常な髪の弱酸性の領域で、縮毛矯正をおこなえる。
という事で、認知度がすぐに上がりました。
しかし、薬の弱さから、時間がかかるわりには「クセが伸びない」という事が多く起き、
使いこなせるサロンが増えませんでした。
一部の使いこなせたサロンさんは、素晴らしいと思うのですが、
その中のさらに一部のサロンさんやメーカーさんが、
「いたまない縮毛矯正」として、打ち出していらっしゃるようです。
たけているサロンさんは、酸性の縮毛矯正を使いこなせていらっしゃっても、
決して「いたまない縮毛矯正」とは発信いたしません。
4-2|思考の共通点
4-2-1|縮毛矯正をすべての正解と思っていなしい。
これだけ縮毛矯正のことばかりおこなっていれば、
専門店でなくても、縮毛矯正をオススメしたくなるのがほとんどの美容師さんだと思うのですが、
そうとも限らないのが、マニア美容師の方々です。
きちんと、常にふかんした目線でとらえる事ができるために
くせ毛のままでもひとつの正解と考えます。
ストレート直毛のサラサラが美髪のすべてではなく、
ご自身の中での美髪でしたら、くせ毛であっても、ツヤはなくても、
ご自身が受け入れていらっしゃれば、それはすべて美髪だと思います。
4-2-2|お薬で髪のダメージ回避よりも、ケア剤でのダメージ回避
お薬がどんなものでもいたまないお薬はございません。
みなさまにも、縮毛矯正に限らず、ヘアカラーやパーマ時でも、
「お薬はどんなものなの?」
というご質問を頂きます。
ピュアティでは、もちろん悪いお薬ではございませんが、
余計なものを含まない、とてもシンプル処方のお薬になっております。
酸性でもアルカリでも、それぞれのお薬の特徴を活かして利用できれば良いと思います。
それよりも、ケア剤を活用していかお薬の力の調整や効率化をはかって、最短時間で終われる事の方が、
お薬以上に大切な事でございます。
使用するケア剤は違っても、それぞれのサロンさんのケア剤でお薬のパワー調整をおこなっています。
4-3|施術の共通点
4-3-1|薬剤の設定は弱め
2-2でお伝えさえて頂いた、ストライクゾーンの話で、
縮毛矯正の薬剤選定で、ストライクゾーンのギリギリを攻めません。
上手いサロンならギリギリを攻める(いたまないギリギリの薬の強さ)と考えられそうですが、
逆です。安全なストライクゾーンのど真ん中近く(弱めの薬の強さ)でいきます。
理由は、とてもシンプルです。
クセが伸びなかった場合、もう一度やり直しができます。
しかし、一度いたんでしまった髪は、何度もお伝えさせて頂いている通りに、
もとに戻すことはできません。
4-3-2|アイロンで最小限の強さでしか引っ張らない
3-1でお伝えさせて頂いた通り、アイロン工程の時に、
アイロンでプレスして、髪をひっぱってしまうと、
想像以上にダメージを伴います。
(これはみなさまがご自宅でアイロンなさる時にも言えます)
縮毛矯正の猛者は、アイロン工程で、アイロンではほとんど引っ張る状態をおこないません。
イメージとしては、「挟んでいるけれどもアイロンのプレートを髪に滑らせているだけ」
という感じです。
クセをのばす(引っ張る)のは、アイロンを持っていない方の手です。
そちらでしっかりとクセを引っ張って、アイロンはほぼ滑らすだけ。
という感じです。
縮毛矯正の上手な人は、100%共通しているアイロンワークです。
ただ、残念なことに、このアイロンワークの感覚は、
人に任せる事ができません。
ですので、アイロン工程だけは担当美容師が行なう方が良いと思います。
4-3-3|すすぎをしっかりおこなう
縮毛矯正の場合、1剤の流す時と、2剤の流す時に、
最低2回は髪のお薬を流す事になります。
ここでよ〜〜く流すのが大切です。
そんな事は当然だとは思われますが、縮毛矯正は長時間の施術になるため、
時短をめざすと、この流しがあまめになる事がございます。
1剤でも2剤でも、どちらも流しがあまいと、ヘアダメージが大きく影響する事になります。
流し中も薬の作用が働いているのと、髪に残るとその後もその作用が続いてしまっていく事になります。
いかにしっかりとしたすすぎ(流し)をおこなえるかを、地味ですが大切になります。
5|縮毛矯正が上手い美容室の特徴のまとめ
いたまないお薬がないのが大前提の認識をしていて、ケア剤で調整をしながらお薬のパワー調整をして、
基本薬剤選定は弱め
アイロンワークで優しく
すすぎはしっかり
この3つが、縮毛矯正の上手な方(サロン)の大きな特徴です。
本当に得意なサロンさんは、発信内容に触れ続けていると、
この辺の内容に、縮毛矯正の話で、現れる事が多々あると思います。
チェックなさってみてください。
ピュアティでの縮毛矯正は、この全国での講師の特徴を融合させて、
おこなっている施術です。
縮毛矯正やヘアカラーをやさしくおこなっている七里の美容室ピュアティです。
ピュアティは女性専用美容室です。
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