薬剤メニューについて

初めてのご来店で、縮毛矯正やパーマを行わない理由

2021年7月27日

当店のブログにご訪問頂きまして、ありがとうございます。

トリートメント剤を使わないヘアケアサロンです。

13年間ヘアケアサロンとして、ヘアカラーや縮毛矯正も
おこなってきたピュアティが、髪に関して解説してまいります。

髪にお悩みがある方は、知ることによって解決へと導くブログとなっております。

どうぞごゆっくりご覧になっていってくださいませ。

こんにちは、ピュアティの伊藤です。

今回は、ピュアティが初回のご来店からは、

「縮毛矯正とパーマは行わない理由」

を解説させて頂きます。

・思っているより、ハイダメージ。

髪質によっては、頑丈なキューティクルをお持ちの方もいらっしゃいますが、

髪の毛の形を変える薬剤施術（縮毛矯正・パーマ）は、

おそらく皆様が考えていらっしゃるよりも、ダメージは大きいです。

熱（ドライヤー・アイロンなど）を使わずに（形状を変える（曲げる・真っ直ぐにする）には、

髪の毛の中の形状を作る結合を、一度切断し、求める形に固定してから、再結合するという事を、

薬剤のちからで行います。

さらに、結合の切断をする前段階で、薬剤を浸透させるために、

髪の毛を膨潤（膨らませて）させて、キューティクルを開かせます。

そうしないと、薬剤を浸透させられないからです。

本来、髪の内部を守るためにある外側のキューティクルを無理やり開かせて、

内部の結合を切断する。

という事で、なんとなく髪の毛への負担がなんとなくでも感じて頂けるのではないでしょうか。

・縮毛矯正やパーマは、髪の整形手術

上記の通りに、髪の毛の「形状を変える」というのは、

ヘアカラーでも髪のキューティクルを開かせるのですが、内部のタンパク質に色素を染色するのと比べると、

まだ、多少なりとも負担は少なめと思います。

形を変えるという事は、髪の整形手術と言われます。

髪の毛は切れば良い。

というのは、確かでございますが、身体の一部として考えて頂くと、

ぜひ、慎重になって受けて頂きたい施術です。

・信頼をおけるようになってからの施術

ピュアティでは、お伝えさせて頂いた通りに、

縮毛矯正やパーマは、リスクの高い施術になっておりますので、

初回からはお受けせず、２度め以降からお受けさせて頂いております。

丁寧な独自の施術であるので、お時間も４〜５時間かかるのですが、

初回はさらに、丁寧なカウンセリング（約１時間）も行います。

ですので、６時間程初回からかかってしまうというのは、

お客様にお身体もかなりお疲れになられてしまうという、

体力的ご負担とお時間的ご負担の大きさも理由のひとつです。

そして、ピュアティでは、

全てのメニューに、メインメニューとしてトリートメントが入っておりますが、

まずは、髪のベースを作る事で、どう違うのか。

を、ご実感と信頼をおいて頂いて、

その上でどのタイミングで、薬剤施術を行うかはご自身でお決めいただければと思います。
（※カラーのみは、初回のご来店からお受けさせて頂いております）

・まとめ

初回から、縮毛矯正やパーマというのは、

お客様の髪のデータや履歴が無い分、美容室側からしてもとても慎重になる施術となります。

特に、縮毛矯正は、強いお薬になるので、初回からの施術はリスキーです。

確かに、ダメージなどを考えずに行えば行える施術ではあるのですが、

ピュアティでは、髪へのご負担が最小限の状態で行って頂きたいと考えます。

もし、初めて行かれる美容室で、縮毛矯正やパーマを行うとなさるなら、

ぜひ今までの髪の履歴と、ご自身の髪質の特徴、

縮毛矯正やパーマを行った直後の感想（かかりやすい、かかりにくい、かたくなる、いたみやすい、など）や、

今までの施術の頻度など、ひとつでも多く情報を美容室でお伝えなさった方が良いと思います。

綺麗な髪でお過ごしくださいませ。

最後までお読み頂きまして、ありがとうございます。