カラー

「毎月カラーは、いたんで当たり前」ではない。

2021年8月2日

当店のブログにご訪問頂きまして、ありがとうございます。

トリートメント剤を使わないヘアケアサロンです。

13年間ヘアケアサロンとして、ヘアカラーや縮毛矯正も
おこなってきたピュアティが、髪に関して解説してまいります。

髪にお悩みがある方は、知ることによって解決へと導くブログとなっております。

どうぞごゆっくりご覧になっていってくださいませ。

こんにちは、ピュアティの伊藤です。

今回は、毎月カラーを行う方の場合の解説をさせて頂きます。

・一番多いスパンは、３０〜４０日ペース

多くご質問を頂く中のひとつに、

「どれぐらいのペースで染めれば良いですか？」

というご質問がございます。

髪のためでしたら、ダメージゼロではないので少しでも期間をあけれた方が良いです。

ですが、根元が１ヶ月に伸びるのを鑑みて、どのタイミングで染めるかは皆様のライフスタイル次第でございます。

その中でも、白髪染めも含めて、一番多いペースは３０日〜４０日の方々が多いです。

・適切なサロンケアとホームケア

「染めた色が抜けて明るくなる→根元も地毛の色（白髪）出てくる→根元と色抜けした毛先まで染める→またしばらくすると色抜けしてくる→繰り返し。。」

このパターンも多くうかがうのですが、

ピュアティの場合は、TPO的理由がない限り、基本的に根元の伸びた分のリタッチ染めしか行っておりません。

適切なケアを行っていらっしやれば、色落ちも少なく毎回毛先までカラーを行う必要はないです。

色落ち（退色）を再び色（ヘアカラー）で補う繰り返しでは、

いつまでもダメージの繰り返しとなってしまいます。

・最小限のダメージに抑えることに集中

「カラーをカラーで行う」（薬剤ダメージを薬剤でなんとかする）

という概念が、髪にとってはもったいないことになってしまいます。

カラー剤をはじめとする薬剤の多くは、

表面の髪を守るためのキューティクルを、多かれ少なかれ「開かせます」。

キューティクルを開かせるという事は、薬剤（色の元）も入りやすくなると同時に、

開かせ続ける分「抜けやすくもなる」という事です。

何度もお伝えさせて頂いておりますが、

「いたまない薬剤はない」（ダメージ完全ゼロがない）です。

つまり、どんなに弱い、優しい薬剤だとしても、

少しでも薬剤処理の範囲や回数、作用時間（薬剤放置時間）が少ないに越した事はございません。

「薬剤ダメージを、薬剤でなんとかする」

という感覚を、少し変えていってみましょう！

・毎月カラーでも美髪でいられる

今回のお客様も毎月カラーをなさって、

縮毛矯正を半年に１回ペースで行っていらっしゃいます。

今回ご来店時

メインケアはスパエイジングケア（リラクスパ）も毎回なさっております。

スパエイジングケア＋ツヤ髪カラー

施術後

８年前のご来店以来、根元のリタッチのみです。

・まとめ

カラーの色抜けを、カラーで補っている以上、

いつまでたっても、

「毛先まで綺麗な髪」

を、得る事はできません。

何度もお伝えいたしますが、

薬剤を触れさせる時点で、その部分は髪にとっては「マイナスになる」箇所だと思ってください。

何もしない部分は、「プラマイゼロ」

ケア剤を使う部分は、「プラスα」
（※使用するケア剤により左右されます）

決して、生えたての「健康な髪に蘇る事はございません」。

いかに「マイナス要因を減らす積み重ね」ができるかが、美髪の決め手になります。

綺麗な髪でお過ごしください。

最後までお読み頂きまして、ありがとうございます。